メディアワークス文庫<br> Missing2 呪いの物語

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メディアワークス文庫
Missing2 呪いの物語

  • 著者名:甲田学人【著者】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • KADOKAWA(2020/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784049134575

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内容説明

――現代にも「呪い」は生きている。
 ある日、木戸野亜紀に送られてきた1枚の奇妙なFAX。
 アルファベットと十字架が滅茶苦茶に書き殴られたそれが引き金となり、彼女の周囲に恐ろしき怪異が降りかかる。
 腐る指先、蛆の湧き出る血液、姿の見えない獣達の追跡、失踪していく生徒達。
 この呪いの正体とは? 果たして空目恭一は亜紀を救うことができるのか――。
 鬼才、甲田学人が放つ伝奇ホラーの超傑作、第2弾。
 新装版限定書き下ろし掌編付き。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白火

23
シリーズ随一のお気に入りの話も無事新装版発売有難うございます。題材がFAXなためか一巻と比べてもかなり大幅な加筆修正が加わって現代ナイズされている他、細かい部分もかなり書き直しがされていることが読んでいてよくわかる(どれだけ読みこんでいたのかという話でもある…)。犯人の彼が食い殺される場面も少しエグみが増した気がする。口絵と挿絵がなくなった代わりに書き下ろしの掌編もらしさ満点、更にラストはシーン追加もされてて満足いっぱいです。私は亜紀が好きだなあ。2020/11/02

サン

21
missingシリーズ2巻。亜紀に呪いのFAXが届き、怪異が降りかかる。蛆がわく様子や傷が広がる様、視界の端に写る犬などぞっとする。FAXという手段が面白かった。2020/12/09

kira

18
2巻。「呪いのFAX」のお話。いや怖…虫系苦手なので描写がグロくて背筋ゾワゾワしてしまった。仕事中に紙で手を切った日だったのもあって余計怖くて速攻でキズパワー○ッドを貼りw良からぬものの侵入を防いだ。ビビりながらも面白くて一気に読了。亜紀の強がりが痛々しく切なかった。空目と俊也の関係性尊いなと気づいた2巻。わちゃわちゃコンビ(武巳&稜子)はもうくっつきなよ…と呆れもした2巻。「国家公務員」の謎も「魔女」の気持ち悪さもまだまだ加速していきそうな終わり方。続きもまたいずれ。2021/10/09

みどり

18
新装版第2巻。もう20年近く前に読んで 甲田学人のファンになって以来、ほぼ全著作を読んでいて まぁ遅筆な作家さんだとは思うのですが・・・ この作品はデビュー作を改稿したもので お話自体は大筋変わらないけれど、なんか、ちょっと違って思えるのは、その時代と今の私の成長(退化)のせいかもしれません。 とりあえず、空目とあやめ、行きつく先がわかっていても、 昔の同じ本を持っていても買い続けるということは確定です。 2020/09/27

半熟タマゴ

15
武巳と稜子がスマホゲームしてるの不思議な感じ。でも、呪いのFAXはそのままで何だか安心した。日常がじわじわと侵食されていく恐怖がどこか心地よい。3巻も無事刊行されますように。2020/10/07

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