二見時代小説文庫<br> 上意返し - 御庭番の二代目12

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二見時代小説文庫
上意返し - 御庭番の二代目12

  • 著者名:氷月葵
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 二見書房(2020/10発売)
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  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576200125

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内容説明

家康公百五十回忌社参。過酷な徴税に十万人が鋤鍬を掲げ江戸城へ!
島原の乱以来の大騒動か!

中山道六十九の宿場のうち、最大の本庄宿を探索せよと命じられた宮地加門は……。
天狗触れとは一揆の画策?

将軍は九代家重から十代家治へと受け継がれた。来年は家康公百五十回忌の日光社参。その莫大な費用を補うべく、幕府は中山道沿いの各村に過酷な税「増助郷」を迫った。朝鮮通信使来日に続く「酷税」に百姓は決起。御上意といえども抗するしかない。やらなきゃ飢え死にしかない。中山道の各村から鋤鍬を手に十万人を超える百姓が江戸城へと進んでいく。御庭番の宮地加門は……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

103
御庭番の二代目12作目 2020.02発行。字の大きさは…中。 御庭番・宮地加門が、徳川幕府を守るため探索をする物語です。中山道では、前に助郷を命じられた上に、此度も助郷を命じたことで、宿場では不穏な空気が出ています。特に武蔵野国本庄宿で騒動に発展しそうです。宮地加門が探索に出向くと、10数万の農民が助郷の取り下げを求めて老中に訴えるために江戸へ向かって…。 宮地家では、当主・加門を中心に母・光代と妻・千秋、息子・草太郎(御庭番三代目)、長女・鈴、次女・千江が仲睦まじく暮らしています。微笑ましいです。2020/03/22

ひさか

2
2020年2月二見時代小説文庫刊。書き下ろし。シリーズ12作目。前巻の話から20年くらい経ってるんじゃないかと思います。2020/07/24

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