江戸前エルフ（１）

著者名：樋口彰彦【著】

講談社（2019/11発売）

• ISBN：9784065176252

内容説明

東京都中央区月島。江戸時代より４００年以上の歴史を刻む『高耳神社』。祀られたるそのご神体は、異世界から召喚され、すっかりひきこもったエルフのエルダでした。「自分の代わりにーー、江戸をーー、この国を見届けてくれ」と約束したのは、なんと徳川家康！？　不老不死がゆえに、江戸から令和へと伝わる伝統はさることながら、オタク的知識もどんどん蓄え、文明生活を満喫中です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こも 旧柏バカ一代]

近所のクソガキに"耳長い"と言われて60年間引きこもっているエルフ。そんな彼女は、徳川家康を家康くんと言ってしまうくらいの生き証人。御歳621歳。ちなみに近所のクソガキ喜三郎さんは今年70歳のコンビニ経営者。そんな引きこもりエルフのお気に入りは、シマデンの献上品。VRを献上されたら泣いて喜んでしまう。あぁ、、このエルフダメ人間だわ。。そのエルフの世話役になった16歳の小糸。ご飯は妹の子柚子が作ってくれて、、、子柚子ちゃんが成人したら食事が粗末になるんじゃ？いや、食事よりプラモ作ってそうだな、、

2023/09/17

[exsoy]

御本尊は引きこもりのエルフ様。変わらないことが嬉しい、か。周りが変わっていくけど取り残されている。

2022/10/05

[nishiyan]

東京都中央区月島を舞台に江戸時代より400年以上の歴史を刻む高耳神社のご神体にして異世界から召喚されたエルフのエルダと彼女に仕える巫女・小糸の物語。4月から放送開始したアニメの出来が素晴らしかったので購入。エルダと小糸の小気味いいやりとりにオタク知識＆江戸豆知識と若干緩めだったりするのだが、作品に合っていて面白い。早く大人になりたい小糸とひきこもりの理由の一端が…のエルダが継承の儀で交わしたやりとりにはほろりとさせられた。エルダと同じように召喚されたエルフ・ヨルデが大阪からやってくる次巻はどうなるやら。

2023/05/06

[イーダ]

アニメ見て気になってたのですが、とうとう１巻買ってしまいました。アニメ同様ゆるいエルダがなんとも良い味をだしています。コマちゃんの男前っぷりはアニメの方が若干盛られてたかもですが、こういう子大好きです。

2024/02/22

[コリエル]

話題になってから読んだけど、これアートレイルの作者が描いてたのか。ヒット作が出て良かったねえ。絵は前から達者だったもんな。ゆるくて楽しい。

2024/02/11