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内容説明
公害・晦日市病に侵された娘・ヨーコに出会ったＢ・Ｊ。身寄りもなく、知的障害を持った彼女は、満足な保障も受けられずに貧しい暮らしを続けていた。（「しずむ女」）、一つの身体を二つの顔と脳で共有しているシャム双生児・ジャンの手術を請け負ったＢ・Ｊ。困難なオペを乗り切り、切除された脳の生存も成功させるが…（「２人のジャン」）他、10編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホームズ
17
ブックオフで何冊かブラックジャックを購入したので再読。『しずむ女』『植物人間』など未収録の作品が多いブラックジャック。確かに問題が多いような気もしますが読めるようになってくれると良いな～。2012/03/13
ぐっち
16
蔵書再読。４巻は印象的なエピソードが多いですね。公害病の少女ヨーコ、怖い顔の先生と不登校少年、２人のジャン、テロの目撃者、コインロッカーベイビーと不良少女。せつないながらも人間っていいなと感じます。2013/12/30
ホームズ
14
文庫全集未収録『植物人間』『しずむ女』が収録されているということで（笑）『しずむ女』の方は何となくわかりますが『植物人間』は何故これが駄目なのか理解できませんね～。こういうのは当事者じゃないと理解は難しいんでしょうけど騒がなければ気にならない気もするけど・・・。2011/05/05
ｸﾞﾘｰﾝｸﾛｰﾊﾞｰ☘
13
ブラックジャック、幼い頃読んだときは怖いけど優しい時もあるって思っていたけれど…。 今読むと優しいとしか言えない。 2020/05/04
fumikaze
9
医師というのは人(生物)の命を扱う職業だと思うと、そこまで信頼できる医師がいるのかどうか改めてこわさを感じる。命といっても生物学上の命だけが全てでは無いだろうし、そこには心がついて回るのだから。とはいってもブラックジャックはチャンピオンに連載されていただけにちゃんと子供向きのストーリーになっている。2020/01/09
