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内容説明
【双生の勇者達、帰還――。】
カーメン王国を襲撃した魔王バラモス。圧倒的な破壊力と驚異的な再生力に、英雄達は苦しめられていた。一方、二人の勇者の行方を追い、シルシルとミシルは大地の精霊・シガンの中へ。またクインゾルマの足跡を追うリーとユイは、重大なことに気付く…。世界が享受する仮初の平和を永遠とするため、彼等はそれぞれの戦いへと身を投じる――。導かれし者達の物語、第三十一幕――――。
(C)2018 Kamui Fujiwara (C)2018 Takashi Umemura (C) 2004 SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
14
親世代の英雄達。意志は、役目は、覚悟は、想いは、次の世代へ継承されていく。それが英雄の意味。と同時に……。「怨念は何も魔物からのみ抽出せずともいいのです…人間もまた極上の怨念を生み出す生き物なのですから…」その負の遺伝も、次の世代へと受け継がれていく。人の強さと弱さ。しかし、だからこそ人は、英雄になれるのだ。2020/05/24
capeta
4
バラモスも大変だなぁ。とりあえず泡沫の平和が戻ってきた。スズランになにか仕込まれているらしいけれど。ひとまず賢者おめでとさんです。2019/11/14
みのにゃー
4
ようやく4分の3なの。。。2018/10/26
歩月るな
3
もっと引っ張るのかと思った親世代の戦いは同時進行の大地の精霊との駆け引き、リーのサーバインの手ほどきによる更なる覚醒に続き、アロスとアニスの帰還にすべて繋げると言う手並みを見せる。この巻だけで三回も酔っ払うアロスがお茶目過ぎてヤバい。やっぱりジルの言葉でこれまで戦ってきたんだと思うと感慨深い。勇者が人目を忍んで生きるために、ラダトームの明け渡しが成される。これでア・カギがローラ姫はじめローレ、サマル、ムーンのご先祖様となる道が開け、アレフガルドのその先の世界が広がるフラグも立った。そしてベゼルの結婚まで。2018/11/29
YS-56
3
勇者と大いなる光に栄光あれ、ですな。闇はどうするのかな…。2018/11/12
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