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内容説明
【アレフガルド、創造の刻――。】
アロス達は蜃気楼の塔を通し、かつての勇者アルトとゾーマの姿を目撃する。精霊ルビスによる予知の通り、無事に邪神を退けた二人だったが、闇の感情が溢れ出したゾーマが驚きの行動に出る…。一方、新たな大地を創造したティーエ、世界樹の再建を目指すサバト、犠牲となったアルスの魂を救うため冥界へ向かうタオ、各々が世界の平和のために動き出す。魂無きまま蘇りし大魔王を止める術は見つかるのか――。導かれし者達の物語、第三十三幕――――。
(C)2019 Kamui Fujiwara (C)2019 Takashi Umemura (C) 2004 SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
33
それを高慢と云うのだろう。善なるルビスの選択と勇者として選ばれなかったゾーマの凋落はいずれにしても我心が強すぎた身勝手に他ならない。ルビスの表向きの正義と心に秘めた恋情が正反対に道を分かつ二人を隔て且つ結び付け、人間をモンスターたちを虐げる未来を導いた。今、彼女の後悔は過去に棄て決戦の時は迫る!2019/08/31
ぐうぐう
15
藤原カムイは言う。「勇者が最初から勇者でないように魔王も最初から魔王ではない。戦う理由は双方にあってしかるべきなのです」と。その言葉通り、今巻ではゾーマがいかに闇に堕ちていったかを描く。悪側が、倒されるためだけのただの駒ではないとする、藤原カムイの物語に対する、これは誠実さだ。残り、一巻。2020/05/26
歩月るな
2
「せいなるまもりは せいれいルビスさまの あいのあかし」――物語の結末は、あの瞬間に結実する。これは当然の流れなのだろう。そもそも閉じていなかった穴を、閉じなければならないのだから。そしてそれは、勇者の血が眠りにつく事を意味する(後々の世に竜王が暴れ出すまで)。その始まりは、未だ見えてこない。アルスに対してよそよそしかったティーエの、ピエタとのやりとりは見もの。大人の対話である。ルビスとゾーマへの対立項としての、ティーエの気持ちがアルスに向かっているのが新たな可能性、と言う希望がここに来てなかなか馨しい。2019/08/25
capeta
1
ママンはルビス。すごいなぁー,ここまで話をつなげるのか。最初から考えていたストーリーなのかな。だったら驚愕。冷静なビッグボス,ゾーマとの最終決戦に向けてどんな支度をするんだろうか。次巻も楽しみ。2019/11/14
いのつち
1
あれやこれや。2019/09/20
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