ビッグコミックス<br> チ。―地球の運動について―(6)

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ビッグコミックス
チ。―地球の運動について―(6)

  • 著者名:魚豊【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 小学館(2021/12発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098612062

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内容説明

備えよ。運命を変える瞬間のために。

オクジーとバデーニが命を賭して真理を生き残らせてから25年の時が経った。C教の権威が揺らぐ激動の中、神が決めた「運命」に父を奪われ、神を信じられなくなった少女が自らの強い信念のために動き出す。その先に待ち受けるのは―――
神様はいると思う?/いない/違うよ/え?/神様はいるかいらないかって聞いてるんだよ

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

146
前巻から25年が経過してお話が始まる。登場人物が入れ替わってこの巻からの主人公?の少女・ドゥラカは現代的な価値観を持っており感情移入しやすかった。彼女がある本を読んで知的興奮した瞬間にタイトルがドンっと出るとこなど上がるねー。ドゥラカとシュミットが馬車の中で問答する場面などたいへん面白かった。違う価値観を持ったものが争うわけでなく、意見をぶつけ合うっていうのがなんかワクワクする。哲学的でもあるしな。そういえば今回は拷問場面もなく読みやすかった。巻末のページで出てきた人物にもおお!ってなったし続きが楽しみ。2025/09/25

ムッネニーク

98
103冊目『チ。 -地球の運動について- 6』(魚豊 著、2022年1月、小学館) 新章突入。C教のルール外に生きる者たちと、「地動説」との出会いは物語をどう動かすのか?相変わらずセリフが熱い。知性的な内容でありながら、漫画らしい外連味のある展開も楽しい。H派とは多分プロテスタントの原型でもあるフス派がモデルだろう。 「表なら私、 裏なら君が正しい。」2021/12/31

眠る山猫屋

70
いよいよ大地は動き出すのか、いや、まだだった。オグジーたちの残した“もの”を巡る争奪戦。異端解放者たちの組織、さらにその中でも異端なシュミット一味。そしてドゥラカ。ドゥラカはロマの一族なのかな?C教の中でも下層の扱いを跳ね返そうと目論むドゥラカと、シュミットの“神について”のやり取りが面白い。噛み合って無いようでいて、ディベートとしては成立している。そして異端解放のリーダーは!!さぁ、時代よ廻れ!!2021/12/30

Vakira

66
5巻から25年経った時代。ストーリーは新展開。C教司教の振る舞いに疑問を抱く人が増えてきた。神が全能として存在するならば都合よく人間の願いを聞いてくれはしない。ましてや異端の迫害などありはしない。隣人を愛せの矛盾。神が存在するならばそれは自然の生命の中。そんな考えを抱く同志が結束。己が生き抜くため,信じる者は神ではなく金、なんて輩も登場。いや、輩ではなく少女だ。オオ~ラスト 25年の歳月が繋がる。次の展開が楽しみだ。2022/03/27

さすらいの雑魚

60
長い連載となるとお話が脇道枝道に流れたり、当初の物語の熱量が薄れたり、なんて事も珍しくは無い物です。が、本作は巻を重ねるほどにボルテージが上り続けとどまる気配がありません。フス派登場の予感や理神論vs無神論の超ニッチ対決などなど一部歴史好きの心がトキメク展開の第6集です♪ここまで続刊が楽しみな作品は久々です。2021/12/31

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