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内容説明
真理に命を懸けた者達の物語、堂々完結。
「地動説」出版を目前に、審問官達に追い詰められつつも仲間の犠牲により包囲網を抜け出せたドゥラカとシュミット。しかしノヴァクが迫りくる!!
一縷の望みを懸け、ドゥラカ達が向かう先とは。
「真理」に命を懸けた者達の、そして「地動説」の結末は!?
動かせ。歴史を、心を、運命を、――星を。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
187
最終巻にして思いも寄らない展開が起こるのでもの凄いスリルとサスペンスがあった。ある意味、ノヴァクの物語でもあったんだなーと感慨ひとしお。この巻も問答的な会話が出てきて考えさせられた。知的興奮もあったしハラハラしたし、読み応えのある作品だったと思う。そして全巻読み終わった感想として大きく感じるのは、よくわからないということ。これは私が読むのを急ぎすぎたというのもあるし、読み込みが浅いともいえる。作品としても疑問符を投げかけてくるのでその点も読みどころだったと言えよう。より深く味わいたいのでまた読み返したい。2025/09/30
ムッネニーク
113
51冊目『チ。 ー地球の運動についてー 8』 (魚豊 著、2022年7月、小学館) 地と知と血の物語、ここに完結。 正直クライマックスは「?」という感じで、個人的に望んでいたものとは違った。最終巻だけ『エヴァンゲリオン』を読んでいる感じだった。 アルベルトの見た目がオクジーとそっくりなのは意図的なものなのか、それとも作者の画力不足が故なのか…? 何はともあれ、最後まで熱量を失わずに駆け抜けた、情熱に溢れる力作だったと思う。 「?」 2022/07/05
キムトモ
108
静かな終演…引き継がれた壮大な物語閉幕は渋すぎました😢(ノ-_-)ノ~┻━┻今の時代まだまだあかされていない真実はどのくらいあるのだろう…2022/08/10
眠る山猫屋
93
“地動説”の物語ではなかった、これはあくまで“知ること”を希求する物語だった。前半は、物語を通しての〈悪役〉ノヴァクの生きざまの総括であり、愚かさと弱さ、そう人間らしさの物語。ただ一人の、15世紀を生きた名もなき男のエピソード。死に際に現れたラファウの幻影との会話に、最期の最後に彼が神に祈った言葉が、生き方を変えなかったノヴァクの転向だったのかもしれない。終章で語られるアルベルトの迷いに満ちた人生が、この物語の主題を解り易く語り直す。「知りたい」という崇高な欲望はどのような方向性をもって受け入れて(続く)2022/07/01
nobi
81
藤井聡氏メルマガで、この漫画が人気を博していると知った。たまたまある天文教室で友人が地動説の講義をすることもあって、その概要を伝えると15世紀にはまだ地動説は生まれていないという。魚豊氏はそんなことは百も承知。異端審問、拷問があってなお、真実を追い求める目の輝き、哲学的言葉は、作者自身の悲痛な体験に基づいているかのよう。原理を見出すまでの当時の彼らが凄いと講義後の友人に伝えると、彼は「世界の本当の姿を追求したい」というより「神が造りたもうた世界を理解したい」のではないか、と返事があった。そうかも知れない。2025/09/17
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