光文社文庫<br> あやかし行灯(あんどん)~九十九字ふしぎ屋 商い中~

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光文社文庫
あやかし行灯(あんどん)~九十九字ふしぎ屋 商い中~

  • 著者名:霜島けい
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 光文社(2018/07発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334776381

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内容説明

親子ゲンカで家出中だったぬりかべの父・作蔵が、拐されかけていた女児を救った。親探しに奔走するるいに、九十九字屋主人の冬吾は猿江町の辰巳神社に行ってみろという。ただし神主には近づくなともいうのだが……。やがて、るいは冬吾の生い立ちに秘められた切ない因縁に気づいてゆく。世のふしぎの裏にある人やあやかしの想いを温かく描く人気シリーズ第四弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

55
シリーズ4冊目。冬吾の秘密?というか素性が少し明らかになる巻。お壱のあったかさと悲しさが染みる『迷い子の守』冬吾の確執がわかる『不思議語り』不穏な空気が流れる。そして表題作は良かった。お七とお仙の母子にほろっとしました。親子三人仲良く?ね。おコウの件は、るいがいればなんとなくうまくいきそうな気がするな。2019/10/20

momi

47
ぬり壁のむすめシリーズ第四弾!!楽しみに待っていました♪今回は… 「るい」が迷い子の子守をすることになったり、親さがしをしたり、霊に取り憑かれたり、九十九屋にはいわくつきの行灯が持ちこまれたり…そして「冬吾」の秘められた生い立ちが少しずつ明らかになってきました! 三毛猫のナツもいいキャラです!そして相変わらずの「ぬり壁」の父との親子ゲンカも微笑ましい、切なくほっこり温かいシリーズです♪次も楽しみ!2018/05/18

kagetrasama-aoi(葵・橘)

38
「九十九字ふしぎ屋商い中」第四巻。第一話『迷い子の守』迷い子を探す話は江戸の時代小説の定番だけど、九十九字屋と因縁の深い辰巳神社のお壱が一味違う話にしました。お壱さん、再登場して欲しいです。第ニ話『不思議語り』では色々な謎が語られて、その中で冬吾様関連の謎もあり、興味津々、色々持越しなのが残業です。次巻読まなくては!第三話『あやかし行灯』こう言う人情話大好きです。そして表紙絵が素敵です。ぬりかべお父さんこんな感じなんですね。2021/10/28

真理そら

30
冬吾以上に空気を読めない周音登場。相変わらず三毛猫ちゃんはべっぴんさんだけど、性格が猫的じゃないのはなぜ?今回も哀しくて優しいお話が続いたけれど、コウ絡みと思われるゾワゾワ怖いお話は解決していない。2018/11/24

はにこ

29
冬吾の過去が少し明らかに。兄も登場。そしてその過去にまつわるあやかしがおるいを狙っているのか?今回は解決はおあずけ。迷い子石のお壱は優しくて少し悲しいあやかしだった。また出て来てくれるかな?お七はあやかし行灯の三郎に照らされて少しは幸せを感じると良いな。今回は作蔵の出番はあまり無かったねぇ。2021/02/19

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