光文社文庫<br> おもいで影法師~九十九字ふしぎ屋 商い中~

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光文社文庫
おもいで影法師~九十九字ふしぎ屋 商い中~

  • 著者名:霜島けい
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2018/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334775339

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内容説明

かつての上役・菅野の屋敷で、岡っ引きの源次は誰もいない場所に黒々と伸びる影を見る。まるで針仕事をしているような女の影。菅野はそこに、半年前に亡くなった妻の久がいるというのだが――。(表題作) あやかしたちが引き起こす不思議とそこに浮かび上がる人々の想い。幽霊が見えるるいと「ぬりかべ」の父親らの活躍を描く、ほっこり切ない人気シリーズ第三弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

64
シリーズ3冊目。今回はほっこりが三話。鏡を通してるいがるいと話し込むのが楽しい『虫干しの日』表題作、すごく好きだなぁ。やっとナツさんの秘密に気づいたるい、さてさて次も楽しみ!2019/10/17

momi

39
シリーズ第三弾!!ぬり壁を父にもつ「るい」幽霊が見える「るい」と「ぬり壁」の父親が活躍するお話です!!虫干しの日、お父っつぁんがいなくなったぁ!?幽霊が針仕事!?死んだはずのるいの母親が帰ってきた!?ほっこり切ない…どれもいいお話です!!次巻がでるのが待ち遠しい作品です!!2018/04/09

ぽろん

38
今回は、どの話もしんみりと、そして、ほっこりと。ナツさんの正体も分かり、塗り壁のおとっつぁんも馴染んできた。まだまだ、そばにいてあげてほしい。面白かったです!2017/11/18

kagetrasama-aoi(葵・橘)

37
「九十九字ふしぎ屋商い中」第三巻。『虫干しの日』『おもいで影法師』『もののけ三昧』の三編。どれも導入は怖いんですが、読み終えると切なかったり、ほっとするお話でした。特に『もののけ三昧』が好みです。招き猫さま、お疲れ様でした。そしてるいがようやくナツの正体に気付きました。良い切っ掛けの素敵なお話でした。2021/10/27

はにこ

32
鏡の中の世界が存在する不思議な鏡、亡き人の影を映す家、お炭様の話。今回もどれも良かった。鏡の中の私と話してみたい。思考回路一緒だからやっぱり楽しいかもね。お炭様、素敵な守り神だったなぁ。とても優しい世界で癒された。2021/01/30

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