おとろし屏風~九十九字ふしぎ屋 商い中~

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おとろし屏風~九十九字ふしぎ屋 商い中~

  • 著者名:霜島けい
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2020/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334778378

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内容説明

「八枝様を助けて」。日に二度三度とるいの前に現われては訴える少女おコウの幽霊。おコウは生前、座敷牢で非業の死を遂げた八枝の世話をしていらしいのだが……。九十九字屋主人の冬吾の忠告を守らず、るいはおコウが落としたいわくありげな櫛を持ち帰り、亡魂の怨念騒ぎに巻き込まれてしまう。冬吾と八枝の間にある深い因縁とは? 好評シリーズ第五弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

65
九十九字屋シリーズ。前作で明らかになった冬吾の過去のわだかまり。るいの前に現れるおコウと八枝。るいは一生懸命語りかける。そして、封じるのではなく、ちゃんと決着というか解決できた。冬吾の母音羽、養母キヨも協力してくれて、母親のあったかさ、子供を想う気持ちがあふれていました。ほろっとさせてくれました。2020/02/27

momi

40
シリーズ第5弾!! 妖怪ぬりかべを父にもち幽霊が見える娘「るい」を主人公にしたお話。今回は因縁がテーマ。安定した面白さがありずっと見守っていきたい作品です。楽しかった〜♬

ぽろん

39
いつも楽しみにしているシリーズ、5巻。最初は、恐ろしいばかりの八枝の怨霊も元を辿れば、悲しい女性でした。今回の一件で冬吾とるいの関係も更に接近。ツンデレな冬吾が好きだなあ。次巻も楽しみです。2019/08/08

kagetrasama-aoi(葵・橘)

38
「九十九字ふしぎ屋商い中」第五巻。前巻からの因縁話、八枝様と冬吾様のあれこれがすっごく怖かったです(゜ロ゜)。最後にぬりかべお父さんがとってもいい味出してました。九十九字屋の主人の冬吾様、その弟子(?)のるい、これからどうなっていくのか楽しみに読みます。2021/10/28

ネムコ

35
怨霊・八枝の話、完結編。げに強きは子を思う母心。冬吾の生みの母と育ての師匠の力を借りて、ようやく手が届いた真実。でもるいがいなかったら、冬吾は問題と向かい合う勇気が出なかっただろう。化け猫のナツさん、いつもながらナイスアシスト!2019/12/20

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