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内容説明
▼第1章/佐渡守〔二〕(五百棲[いらず]ヶ原)▼第2章/念者〔一〕(謀反/旗本奴/道無/親子/恋敵/春一番/念者)▼第3章/念者〔二〕(流氷/学芸試合)
●主な登場人物/草加竜之進(武家社会に疑問を持つ、元日置領次席家老の子。行きがかり上、笹一角を名乗る)、錦丹波(幕府直轄地・日置領代官)、鞘香(丹波の娘)、加代(鞘香と親しくなった農民の娘)、望月佐渡守(権謀術数に長けた猿投沢城主)、冬木道無(ナゾの町医者)、アヤメ(道無の娘。竜之進に恋心を寄せる)、宮城音弥(貧乏御家人の子から青山美濃守の小姓になった美少年)
●あらすじ/行方知れずとなった娘・鞘香の探索の協力を得るため、隣領の城主・望月佐渡守のもとを訪れた錦丹波。これに快く応じた佐渡守は、日置山系の奥深くにある原生林「五百棲ヶ原」に迷い込んだのではないかと述べ、さらに見せたい物があると言って2つの箱を並べる。そのころ鞘香と加代は、冬の樹海の中を助け合い、なんとか生き延びていたが…[佐渡守〔二〕(五百棲ヶ原)]。
●本巻の特徴/娘の鞘香は行方不明、嫡男の源之助は放蕩三昧…と、江戸へ戻っても錦丹波の苦悩は深い。一方、流浪の果てに江戸へたどり着いた笹一角(竜之進)は、町医者・冬木のもとに身を寄せるが、冬木の娘・アヤメが人を殺すところを目撃して…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
白黒豆黄昏ぞんび
11
第1部よりエロい場面が増えて息子には読ませられなくなった。2016/12/26
田中峰和
3
カムイと正助が全く出てこないが、巻頭の登場人物では大きな扱い。代官の錦丹波と不良息子の確執、そして草加竜之進と医者の娘アヤメのプラトニックラブ、そこに割って入る宮城音弥の三角関係。山で行方不明になった錦のお転婆娘と百姓娘はレズだし、江戸時代は現代よりもボーイズラブが盛ん。腕の立つ竜之進は怖いものなしだが、幕府転覆の浪人たちの計画には積極的賛同しない。江戸の普請に必要な人手の需要が拡大する中、浪人の無力を悟っている竜之進は、日置藩で助けた男との再会で新たな展望を掴もうとする。しばらく竜之進伝が続きそう。2020/11/11
みさと
2
娘鞘香は山中で死んだと失意のうちに江戸帰参の時を迎えた錦丹波が江戸で見たものは、跡取り息子源之助が旗本奴の愚連隊になった姿だった。息子を立ち直らせようと苦悩する錦丹波。一方、笹一角と名を変えた草加竜之進は体制に不満を持つ牢人たちと行動を共にする。手入れから逃れた竜之進が出会ったのは、謎の武術を操る医師冬木道無とその娘アヤメ、そして身分制度の矛盾に苦しむ御家人の子宮城音弥。音弥に請われ竜之進は念者の契りを結ぶ。驕り高ぶり人を人とも思わぬ者、社会の底辺で貧乏と理不尽に苦しむ者、人の世はかくも生きにくいものか。2024/09/18
チョビ
2
竜之進がなんと江戸に定住!オミネさんに悪いことしたと思っていないのか、貴様!今の段階では心の貞操まで奪われるとは思わないけど。宮城音弥、なんだかんだいって俗物w。代官の息子の少年期の終わりをどうするか迷う風が断然面白そう。また代官の親としてのダメダメさ当時の仕事人間の成れの果てのようでこれはこれでgood。最後にちょこっと出て来た小坊主、元気でね!以上!で、カムイどこ?2019/01/05
留々家
0
第二部からエロが増したような気がする2013/11/09
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