出版社内容情報
理論で現実の為替相場をどのように説明できるか?
官・民・学それぞれの場所を経て、長く為替の世界にいる著者が、実務家にとって真に必要な事項を徹底的に解説する「外国為替大全」。
為替レートの決定理論、市場の構造、相場制度や介入等の為替政策、基軸通貨やCBDCに関する国際通貨システムなど、官民学の視点からまとめあげた超大作。
金融機関の為替担当部署に配属された人、企業の財務部門で為替を担当する人、為替相場について関心の高い投資家などにとって必携となる一冊。
内容説明
官・民・学それぞれの場所を経て長く外国為替の世界をみつめてきた著者が、実務家にとって真に必要な事項を徹底的に解説する「外国為替大全」。為替レートの決定理論、市場の構造、相場制度、介入等の為替政策、基軸通貨やCBDCなどについて、官民学の視点から追究した力作!
目次
第1章 為替レートの決定理論:実務的アプローチ(歴史的経緯;フロー・アプローチ ほか)
第2章 外国為替市場の構造と決定理論への含意(外国為替市場の概観;BIS Central Bank Triennial Survey ほか)
第3章 為替政策(為替相場制度;為替に関するさまざまな「選択」 ほか)
第4章 国際通貨システム(「基軸通貨」の定義;基軸通貨の変遷 ほか)
著者等紹介
棚瀬順哉[タナセジュンヤ]
JPモルガン・チェース銀行東京支店/JPモルガン証券株式会社。為替調査部長チーフ為替ストラテジスト。博士(経済学)。1999年にチェース・マンハッタン銀行(現JPモルガン・チェース銀行)入行。為替のトレーディングなどを経て、2000年よりFXリサーチチームにて為替市場の調査・分析および為替戦略の構築を担当。2013年6月よりチーフFXストラテジスト兼チーフEMストラテジスト、2015年6月より為替調査部長。2017年10月より財務省国際局為替市場課資金管理専門官として、外貨準備運用およびその他国際局所掌業務に関するリサーチを担当。2024年4月より現職。1997年早稲田大学商学部卒業。1999年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。2024年学習院大学大学院経済学研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。