角川文庫<br> ぼくらののら犬砦

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角川文庫
ぼくらののら犬砦

  • 著者名:宗田理【著者】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • KADOKAWA(2017/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041602584

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内容説明

中学時代の元担任・北原に誘われて、英治は銀座の勝鬨中学で先生の助手を手伝うことになった。勝鬨中学は全校生徒がわずか10人。親にも社会にもなつかず、この学校に転がり込んできた子供ばかり。授業らしい授業はなし、その代わり生徒はストレスもイジメもなしという“のら犬”たちには楽園のような学校だが、あと1年で廃校が決まっていた。英治はぼくらグループの仲間と一緒に、学校をお化け屋敷にしようとするが、犯罪組織やら麻薬シンジケートやらやばい連中も飛び出してきて……。破天荒な学校をめぐる大騒ぎ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たるき( ´ ▽ ` )ノ

50
大人になってしまうって、やっぱり寂しいな。ぼくらの成長は本当に面白いけれど、話の中心にいないことが切ない。なんだかモヤモヤした気持ちになってしまった(._.)2016/01/30

やなぎ

10
浪人生の英治は教師の手伝いをする。都会に埋もれた、廃墟みたいな中学校。いわく付きの生徒ばかりが通っている。この生徒が中心となって話は進み、「ぼくら」の出番は少ない。平成10年、発行当時の社会問題を取り扱っている。そんな時代だったんだな…。英治は「先生」と呼ばれて教師を目指す思いが強くなった。僕もかつて「先生」と呼ばれる仕事をしていたので、気持ちがよくわかる。教え子はみんな元気かなぁ。これも、前作同様に、覚えていないくらい、印象に残らなかった話。今回も60点。勢いが弱まってきた。2020/11/01

ちは

3
おもしろかったです。 もう少し「ぼくら」のイタズラが見たかったなぁ。2012/08/26

いづみ

3
高校を卒業したぼくらと、生徒としての中学生たちの話。よりアクの強い個性と、それならではの活躍。だけどその活躍の結果、彼らの生活が変えられてしまうことになるのは、ひどく残酷な現実を感じる。2011/03/09

あゆか

2
ヤクザたちと動物という奇想天外な方法で戦っているのが痛快だった。 英治は全く勉強していないように見えるが大丈夫なのだろうか?2013/05/06

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