講談社文庫<br> 百寺巡礼 第七巻 東北

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講談社文庫
百寺巡礼 第七巻 東北

  • 著者名:五木寛之【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 講談社(2017/07発売)
  • 天高し!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~10/13)
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  • ISBN:9784062762915

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内容説明

みちのくの地に、輝く闇を求めて――。平泉で生まれて消えた幻の黄金郷。都から遠く離れ、奥州藤原三代がみた夢の跡を偲ぶ、中尊寺と毛越寺。山間に隠された桃源郷、恐山での胸を衝かれる死者との邂逅。そして美しい松島と瑞巌寺から彼方の浄土を想う。この深く静かで強い大地から、心の安らぎが匂い立つ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

74
東北の寺院が紹介されています。東北は全く行ったことがないと言っても過言でないので、興味深く読みました。伊達政宗、太宰治など東北になじみのある人物の名前が出てくるのも好奇心をくすぐります。いつか機会があれば東北の寺院も訪れてみたいものです。2018/07/26

karutaroton

17
7月に山形に行き、山寺と本山慈恩寺に参ったので、この本を読んで復習。お寺に行きたくなる理由が少し分かったような気がします。恐山にはぜひ行きたい。2020/08/18

クラムボン

8
第7巻は東北。ここでは五木さんの霊的な物への強い思い入れが垣間見れました。以前、下北の恐山で亡き弟の霊をイタコに呼んでもらう《口寄せ》をやったそうです。今回も時間が許せばもう一度頼みたかった様子。そして30代の時、なんの縁も無い山形の立石寺(山寺)で衝動的に母の永代供養を頼んだりしている。そして今回その時の卒塔婆の所在をお寺に尋ねるが、「30年以上経ちますと木は腐ってしまいます。」とケンもホロロな返事。若い時は、五木さんもトンチンカンな事もやってたのを知って楽しめました。2021/03/21

ともとも

8
東北の佛教だけでなく社会・文化も すごく奥深く、そして偉大でして、その社会や 文化を作り上げてきた先人や、そこの住む人々のパワー というものも感じられました。 2012/07/08

カツドン支持者

5
この本を参考に全てのお寺をお参りしました。東北編の寺は中尊寺金色堂や瑞巌寺のような豪華絢爛な寺もありますが、多くは森や山の中にひっそりと佇むような寺が中心です。みちのくと呼ばれ、ある種日本の2等市民の扱いを長く受けてきた東北民。気候も厳しく、生きる事の苦しみを強く感じていたであろう彼らが、地元の小さな寺、小さな仏法の灯に希望や救いを見出していたのが良く分かる。五木さんはそれを「輝く闇」と表現します。絶望的な暗さの中からこそ、真に希望の光は瞬くものなのです。2018/08/02

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