百寺巡礼 第五巻 関東・信州

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百寺巡礼 第五巻 関東・信州

  • 著者名:五木寛之【著】
  • 価格 ¥618(本体¥562)
  • 講談社(2017/07発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062762625

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内容説明

喧噪の巷から一歩入った境内には、大きな空が広がる。江戸の賑わいをいまに伝える浅草寺。漁師の篤い信仰が支えた築地本願寺。寅さんへの憧憬を込めて眺める柴又帝釈天。鎌倉武士たちの孤独を癒した建長寺や円覚寺。阿弥陀如来との結縁(けちえん)を果たす善光寺――。江戸、鎌倉、信州。真実の街の姿をいま、目の当たりに。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

69
身近な寺院が多く紹介されていますが、殆ど行ったことがありません。比較的行きやすいので、今後機会があれば行ってみてもいいと思いました。浅草寺の歴史には驚かされます。2018/07/17

アリ子

19
東京にある、浅草寺、増上寺、柴又帝釈天、築地本願寺は行ったことがあるけれど、五木さんとは着眼点が違います。改めて行ってみみたくなった。2015/08/31

ともとも

12
私が訪れたことがある浅草寺、築地本願寺、帝釈天、 鎌倉の建長寺、円覚寺、高徳院など その、訪れたときの思い出が蘇ってきたり、もう一回 行きたくなってしまったり。 また、増上寺とか久遠寺、善光寺に訪れたみたい 気にもさせられ、どちらにせよ五木先生の本を ご拝読した後に訪れると、さらにそのお寺がより一艘 楽しめるのではないかなぁ~なんて思ってしまいました。 2012/07/08

ikedama99

7
寝床で読む本。東京、千葉、鎌倉、長野と回っていく。それぞれのお寺での話が中心だが、それだけではなく筆者が考えることや思いなども盛り込まれている。鎌倉の大仏に関わるエピソードなどはそう思えた。続きをまた寝床で読もう。2022/12/28

クラムボン

6
第5巻は関東。庶民派のお寺が多いので観光気分で読めます。柴又帝釈天では「フーテンの寅さん」に思いを馳せます。五木さんは本堂奥にある法華経絵巻の木彫り彫刻に感動する。職人は仕事ごとに移動する非定住の集団。そして香具師の寅さんも全国を流れ歩く「非常民」です。そして近くの《矢切の渡し》に乗りこむと「連れて逃げてよーー」の歌詞が…現実の場所から逃げたい思いが、定住しない人への蔑視を持ちつつも憧れる。ここら辺は昭和の作家五木寛之の俗な面が窺えて面白いです。2021/01/23

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