講談社文庫<br> 百寺巡礼 第九巻 京都2

個数:1
紙書籍版価格
¥618
  • 電子書籍
  • Reader

講談社文庫
百寺巡礼 第九巻 京都2

  • 著者名:五木寛之【著】
  • 価格 ¥618(本体¥562)
  • 講談社(2017/07発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062763189

ファイル: /

内容説明

伝統の中に新しい時代を、賑いの中に信仰を、観光客の群れ集う片隅に静寂を――再び訪ねた京洛で、歴史絵巻を見るような感動にひたる。大原の三千院、念仏の故郷・知恩院、専修念仏の修行道場・法然院。紅葉鮮やかな永観堂や東福寺。変わらない寺の魅力をいま、この古都で。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

68
伝統と文化と宗教の街といえばやはり京都でしょう。シリーズ唯一2冊に分け、2度目の京都に訪れています。歴史絵巻を見るような魅力が寺院と共にあることでしょう。京都は数回行きましたが、訪れていない寺院ばかりが紹介されていたので、また機会があれば参拝したいです。2018/08/09

Y.yamabuki

13
各々のお寺の成り立ちや時代背景が、丁寧に述べられていている。歴史を知って訪れると一層感慨深いものになりそうだ。数十年前、学生の頃に訪れた黄檗宗の“萬福寺”もそう思える一つだ。「普く大衆に茶を施す」普茶料理は、普通の精進料理とは考え方が違うようで、是非一度食べてみたい。そしてまだ訪れたことの無い “相国寺”と“本法寺” も訪れたい。京都に行きたい! 2021/03/18

クラムボン

11
このシリーズでは二度目の京都です。毎回、文学者への思慕や敬意から湧き上がる話が楽しみです。法然院は哲学の道に沿って静かに佇む古寺。観光寺院でなく拝観料は取らないそうだ。ここには内藤湖南、九鬼周三、川上肇、稲垣足穂の墓がある。よく知らない方々でして、私も知るのは谷崎潤一郎、松子夫人と共に眠る。墓石には「空」と「寂」が刻まれている。ここで五木さんが「若い人たちは『細雪』といわれても、五木ひろしのうたう歌謡曲のことだと思うらしい。時代は変わったと、ため息が出そうになるが…」 若い人とは何歳くらい?苦笑しました。2021/05/22

ともとも

9
それぞれのお寺は、様々な時代背景があって その時代に生きる人々の人間ドラマもあって、 すごく、佛教とは京都というか日本にとって とても密接で大切にしてきたからこそ現在の 我々の世界、若しくは社会があるのだなぁ~ とシミジミ思ってしまいました。 2012/07/06

ikedama99

4
寝床で読む本。大体1節ずつ読んでいった。それぞれの寺に歴史があることがわかる。その歴史の流れと筆者の考えや思いリンクしていて、読んでいていろいろなつながりがあるものと思った。続きはまだ読んでいないのを読もうと思う。2023/07/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/406723
  • ご注意事項

最近チェックした商品