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内容説明
弱冠15歳、デビュー作品にして、
史上初の芥川賞&直木賞のWノミネートという快挙を成し遂げた、鮎喰響。
世間が大きく騒ぎ、文学界が慌てふためく中でも、
あくまで自分の生きる態度は変わらない響。
そんな中、運命の受賞作発表の日がやってくる......!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
128
芥川・直木両賞受賞で、会見どうなるのかと思っていたら、手も足も出すはマイクは投げつけるで一波乱。いや、こういうの期待してたけどね。まあ実際にありえないだろうけど、こうも攻撃的な会見を見てみたいものだ。二冠を獲った響がどうなっていくのか?続きを読まずにいられない。2020/01/25
hiro
80
響の作品「お伽の庭」の芥川・直木賞の同時ノミネートから十五歳で両賞最年少史上初同時受賞決定後の受賞会見まで。実際には受賞会見を電話会見、贈呈式も欠席という作家もいるけれど、それでは、この『響~小説家になる方法~』は成立しない。響は、ノミネート、受賞でもまったく変わらず、受賞で騒ぐマスコミ注目のなかでの受賞会見場に登場し、読者としてはもう慣れてしまったが、「木蓮」新人賞と同じく、またまた暴力騒動を起こす。このマンガを読んで性別も発表しない実際の覆面作家が受賞したときには、どうなるのだろうかと想像してしまう。2018/07/08
吉田あや
67
芥川賞を巡る作家さんたちの戦いの日々と、当日の悲喜劇。毎回どの作品が受賞となるのか、いちファンの立場でも発表の日は緊張するのに、当事者の作家さんはいろんな想いも去来するだろうし、その後の展開も大きく変わるだけに、本当に長い長い一日なんだろうなぁ。いつもの芥川・直木賞発表の日のわくわく感と緊張感を思い出しながら展開に惹き込まれた。言葉を芸術へと昇華させていく純文学。本来純文が持つ面白さはエンタメの物差しとは違うことがちゃんと描かれていて、作者の真っ直ぐな戦いが伝わってくる。2018/09/28
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
47
最強?!Σ( ̄□ ̄;)2018/08/04
よっち
47
候補作の作者たちの描写とそれぞれの思い。そしてリカとのこともどうにか折り合い付きましたけど、記者会見でまたもややらかす安定の響さん(苦笑)しかし写真撮った記者の家まで行って脅すの怖すぎるけど、それをストーカーしてる涼太郎も安定しておかしいですね…。2017/05/14