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内容説明
響が新人賞に投稿した小説は、
それを読んだ審査員の人生観を変えてゆく。
その圧倒的な才能に惚れ込んだ文芸編集者の花井は、
編集部で、響とはじめて打ち合わせをする。
響のことなら、なんでも知りたい花井。
しかし天才少女は、
自分の尺度と現実とのギャップを埋められず、
発する言葉も行動も
予測が不能。
響の目にこの世の中は一体どう映っているのか。
花井は響に当惑するほどに、
響とは何かをますます知りたくなる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
123
場を考えず単刀直入に物を言う響が、ちょっとずつカッコよく見えてきた。響の小説がどれだけ才能の塊なのか、登場人物たちと同じように読めたらいいのだけれど、それが無理だし。あと思ったよりも展開がスローペース。その分丁寧にエピソードを組んでるのかもしれないが。2020/01/24
めぐ
50
響さん、変な電波を出しながら今回もマイペースです。文芸部のメンバーは個性がなさそうな人も実は個性的(変)だった。響の作品は影響が強すぎて、小説家や目指す人をブルトーザーのように踏みつけて行きそうだ。唯一、人間が出来た吉野さんを除いては。他人に対する物言いが残酷で心配しながら読んだ。2018/01/25
hiro
48
無料版の1・2巻を読み終え、その先が気になたので、もう少し読んでみようと思い、3・4巻を購入した。相変わらず先に手がでる(足で蹴飛ばす)だけでなく、芥川作家に対しても口の利き方を知らない正直な響。「お伽の庭」は読んだ芥川作家を変えていくところは少し強引さを感じるが、ここがこの漫画の面白いところだ。いよいよ木蓮新人賞の選考会が始まったが、響たち文芸部員たちは湘南で合宿中。もちろんここでもお約束のトラブルが発生するが、そんな中「お伽の庭」は受賞するのだろうが、その時の響の反応を楽しみに次巻へ進む。2018/05/02
よっち
40
ようやく編集者の花井と出会ったものの審査委員の面々と衝突しまくりの響(苦笑)そのありように大丈夫かなあと心配になったりもしましたけど、それ以上に彼がちょっとヤバすぎてドン引き…親にもバレてるのに平然としてるそのメンタリティに唖然としました。2017/05/14
山田太郎
37
登場人物のキャラが変なそうだったと思ったらまともだったりまともそうだったらちょっとかわってたりとなんかいい感じで予想外すというか裏切られる。展開も少し思いもかけない感じで進むのでいいと思いますが、ハッピーエンドで終わってほしいものだと思いました。2018/02/02