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内容説明
わずか15歳で、史上初の芥川賞・直木賞の同時受賞をなしとげた響。
一躍時代の寵児となった彼女をまず待ち受けてい受賞記者会見で、大暴れ。
過熱する一方の世間の中、彼女は高校2年生に!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
111
ダブル受賞の会見や、その後の社会のセンセーショナルな動きも面白いが、響は覆面作家のまま。別の原稿をライトノベルとして応募したらそっちでも大賞ってどんなけ才能あるんだよ。ここから先も面白そうで読みたくなった。2020/01/25
hiro
90
芥川賞・直木賞の両賞最年少史上初同時受賞騒動は、初版の部数も決まり、受賞作の印税問題解決でやっと終わりそうだが、印税問題の対応で公務員の響の父親は、非常に常識的なのか、響の父らしく変わっているのかがわからなかった。続いては久々の文芸部ネタ。今回の文芸部への新入生の入部希望者もキャラが濃いが、いつもどおり希望者の一人がいきなり響の餌食に(笑) そして、次に響が書くことになってしまったのは、アニメ化予定のヴァンパイア物のラノベ。また、響がどんな騒動を起こすのだろうか。2018/07/08
吉田あや
61
あまりの奔放さに苦悩し、苦労する響父は不憫ながらも、頑固DNAの源泉の父と天然DNAの母に響のルーツを感じつつ。本人そっちのけで架空の人物説まで出つつの情報独り歩き大騒ぎ状態の中、通常通りの響。雑誌でもどんどん特集が組まれ、「お伽の庭から見るモテ文学」「ヤセる!芥川賞直木賞」って[笑]そして時間はちゃんと流れて響は高2となり、後輩が文芸部に入ってきたり、友達に響の作品を勝手に投稿されて大変なことになってきたり。ジャンルごとの出版社の内情も見所になりそうで楽しみ。2018/09/28
よっち
41
何というかこれだけ世間が大騒ぎしてるのに、自分たちの娘のことじゃないと思っていた両親(苦笑)相変わらず無茶苦茶なりに現実的な折り合いがついたのかと思ったら、今度は思わぬ形からのラノベ進出?どこまで一気に広がってゆくのかとも思いましたが、新入生もまたちょっと変わったのが残りましたね。2017/05/14
JACK
36
☆ 文学賞を授賞しても、やはり響は響。異例尽くしの授賞で話題を振りまくだけでなく、授賞式でも特大の騒動を引き起こす。そして、彼女の才能は思わぬ所からも高く評価されるのだった…。後輩が出来たり、随分前の伏線が生かされたりして、物語の幅が広がっていく。やはり面白い。2017/04/12