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内容説明
ついに小説家デビューした、リカと響。
リカの単行本は、デビュー作にして空前の大ヒットを記録する。
一方、響の小説への反響はまだ小さい。
芥川賞を狙う、と響に打ち明けるリカ。
しかし響は、そのリカの小説を「つまらない」と感じてしまう。
リカを親友だと思えばこそ、自分の感想はそのまま伝えたい。
そんな中、芥川賞の候補作が発表される。
それは誰もが予想できないものとなる。
文学がつないだ二人の友情に、
文学が亀裂を入れてゆく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
112
新人賞授賞式の場でパイプ椅子で暴行とは驚いた。スカッともしたけど。ここまで極端じゃなくても響の言動行動は、なにが飛び出すやらわからないのでドキドキする。最後の最後で凄い展開がきたが、こんなの実現したら何が起こっちゃうってんだよ。2020/01/24
hiro
72
3巻まで読んで、先に手がでるだけでなく、先輩作家に対しても口の利き方を知らない響には嫌気がしていた。しかし、4巻の冒頭に、またまた独りよがりで常識しらずの作家志望、田中康平が登場し、その康平に対する「木蓮」新人賞授賞式での、響のプロレズの場外乱闘のようなとんでもない行動と、その後の田中の変化から、響の常識外れの行動にもすっかり慣れて、展開がだんだん面白くなってきて、この4巻は一気に読んだ。一方、いよいよ芥川賞と直木賞の候補作が発表となったが、この後のリカとの響の関係が気になる。2018/05/03
吉田あや
62
文芸誌新人賞受賞式にノーネクタイで現れ、「ネクタイ嫌いなんす、社会の飼い犬みたいで…」とか言ってしまう香ばしさ満載の作家・田中康平くんに、ほほぅ~と微笑んでいたら、前巻から逮捕目前レベルの危険度を見せつけていた涼太郎くんが、とうとう下衆に降格の哀しみ。「ただ好きな女の幸せを一番に考えているだけです」と言いつつの、自分大好きエゴ満開を「お前気持ち悪いな、どの立場からモノを考えてんだ?」と一刀両断する祖父江氏、ますます惚れる素敵ぶり。2018/09/27
よっち
38
新人賞受賞はもはや既定路線として、もう1人の新人賞受賞者田中とのやりとりが...響相手に多少鼻っ柱強いくらいではまあそうなりますよねみたいな。祖父江父はよく言った(苦笑)リカは同年代だからこそ折り合いつけるの難しいんでしょうけど、まさかの展開には唖然。確かにこんなんなったら騒然としますね。2017/05/14
山田太郎
35
なんか地味そうな感じがしないではないけど、けっこう意表をつく展開で面白いなと。いまいち顔のかき分けがなんで登場人物がわかんなくなるときがあるような気もしますが、おれだけか。2018/02/09
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