オブジェクト指向でなぜつくるのか 第3版 知っておきたいOOP、設計、アジャイル開発の基礎知識

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オブジェクト指向でなぜつくるのか 第3版 知っておきたいOOP、設計、アジャイル開発の基礎知識

  • 著者名:平澤章【著】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 日経BP(2021/04発売)
  • ポイント 24pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296000180

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内容説明

『オブジェクト指向でなぜつくるのか』10年ぶり、待望の改訂第3版!

「これからの10年も通用する基本」を、より多くの読者に身につけてもらうために改訂しました。

現在のソフトウエア開発技術の主役である、オブジェクト指向の全体像とそこに含まれる各技術を平易な文章で核心をズバリと解説します。
生産性のかぎを握るプログラム開発の主要技術をわかりやすく教えるという位置づけは変わりません。
そのうえで「今ドキのOOP」として人気言語(Java、Python、Ruby、JavaScrpit)の最新動向を新たに盛り込んでいます。
もちろん、すべての文章を細かく見直して現況に沿うよう更新しています。


本書の特徴
◆オブジェクト指向(OOP)の全体像と特徴がわかる
◆OOPのプログラムが動く仕組みが具体的にわかる
◆関数型言語の本質とOOPとの関係がわかる
◆アジャイル開発手法と実践手法がわかる

目次

第1章:オブジェクト指向はソフトウエア開発を楽にする技術
第2章:オブジェクト指向と現実世界は似て非なるもの
第3章:OOPを理解する近道はプログラミング言語の歴史にあり
第4章:OOPは無駄を省いて整理整頓するプログラミング技術
第5章:メモリの仕組みの理解はプログラマのたしなみ
第6章:OOPがもたらしたソフトウエアとアイデアの再利用
第7章:汎用の整理術に化けたオブジェクト指向
第8章:UMLは形のないソフトウエアを見る道具
第9章:現実世界とソフトウエアのギャップを埋めるモデリング
第10章:擬人化して役割分担させるオブジェクト指向設計
第11章:オブジェクト指向から生まれたアジャイル開発
第12章:オブジェクト指向を使いこなそう

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はふ

19
プログラミングを学び始めた人にとって、まずはじめに躓く所の多くが、オブジェクト指向という概念だと思う。オブジェクト指向を理解するためには、なぜオブジェクト指向でつくるのか、なぜオブジェクト指向でないといけないのかといったことを理解する必要がある。特に初心者は、プログラムを作る上でオブジェクト指向が当然だという理解を避けねばならない。プログラミングの技術は、オブジェクト指向に至るまでに、様々な進化と工夫の歴史があったことを学ばねばならない。本書では、オブジェクト指向の歴史を辿り「なぜ」の部分を深く学べる。2022/11/10

masabi

8
【概要】オブジェクト指向のwhat,whyを解説する。【感想】2版と3版では大幅な改訂はないようだ。構造化プログラミングの欠点を補う形でオブジェクト指向は登場した。保守性と再利用性に優れた実装を可能にする。前の版の感想で関数型言語に興味が沸いたと書いたが、未だに手を付けられていない。OOPでも考え方の一部が導入されているが、今年こそ学んでみたい。2023/02/06

‍しき

3
オブジェクト指向で長らく開発しているけど、この仕組みってこのためにやってるって言語化するためにたまに立ち止まって復習の意味を込めて読み直してる。 使ってると当たり前になってなんでこれ使ってるんだっけ?ってなるからこういうわかりやすく体系的にまとまってる本は助かる。 コーディングも自動化される部分も増えてきてるけど、基本に立ち返るのは大事。2024/02/25

2
OOPという言葉が濫用されがちで意味が定まらない現状において、OOPについて知るべき事は文法や機能面だけではなく、歴史的経緯や処理系、モデリングなど様々な周辺知識も同様に重要なのだと感じた。本書はそういった様々な視点でOOPを語っているので、理解の整理としてとても参考になった。2021/09/26

逆丸カツハ

2
クラスとか全く使ったことがないので読んでみた。オブジェクト指向をなぜ使うかということについて、説明は理解したものの実際の経験がないので、実感はわかない。やはり、ちょっとしたスクリプト以上のものを作りたい……。そして、関数型プログラミングにも興味が湧いた。もうちょっと調べよう。2021/08/21

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