出版社内容情報
アジアからの出稼ぎ青年の冤罪を科学捜査で晴らそうとする真衣たちは警視庁を悩ます連続殺人に挑む羽目に。人気シリーズ第二弾。
理系女子・桐野真衣、科学を武器に謎に挑む!
アジアからの出稼ぎ青年の冤罪を科学捜査で晴らそうとする真衣たちは警視庁を悩ます連続殺人に挑む羽目に。人気シリーズ第二弾。
内容説明
これは冤罪だ―民間科捜研に所属する理系女子・桐野真衣は、被害者の傷の写真をみて確信した。なのになぜ容疑者の青年は罪を認めてしまうのか?変人揃いの同僚とともに捜査を続ける真衣は、極秘裏に捜査されていた「赤鼻のトナカイ連続殺人」に出くわす。すべてをつなぐ線とは。「アンフェア」原作者の新シリーズ第二弾。
著者等紹介
秦建日子[ハタタケヒコ]
1968年生まれ。小説家・脚本家・演出家。90年に早稲田大学を卒業後、97年よの専業の脚本家として活動。2004年、「刑事 雪平夏見」シリーズ『推理小説』(河出文庫)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
utinopoti27
130
「ジョイナー!」。オープニングで、やくざ同士の銃撃戦に巻き込まれた真衣が、上司のムチャ振りで危険地帯を走らされる際の掛け声です。とぼけた味が絶妙なこのシリーズ、作者は「アンフェア」の脚本家だけあって、ストーリー進行に軽快なテンポとキレがあるエンタメ作品に仕上がっています。年の瀬に、都内で起こる「赤鼻のトナカイ連続殺人事件」に巻き込まれる真衣ですが、婚活に賭けるリストラ寸前の崖っぷち三十路女に明日は来るのでしょうか?そしてあの松島ゆかりが帰ってきそうな次回作、もう3年になりますが、次もあるよね?秦さん。2018/04/04
えりこんぐ
57
シリーズ第2弾。スラスラ読めて面白いとは思うけど、場面展開が多いのが個人的には好きでない。ヒロイン真衣のダニ論はなぜか好きだけど( ̄∇ ̄) 犯人は意外だったのでびっくりした。いやそれ以上にゆかりさんて、前作で...だよね? 外国で放浪の旅に出てますが。そして自作で普通に登場? 気になるので自作も読むんだろうなー。2017/08/15
くろにゃんこ
51
なんかちょっと軽さが気になる桐野真衣を中心としたお話。読み易いものの、そんなことしちゃヤバいでしょ~なことをいっぱいしてる(爆)無罪なはずの外国人がどうなるのか気になっていたものの・・・おぉ~そう来るか(^_^;)2015/06/26
はつばあば
46
これも当分続く展開になってきた^_^;。法治国家日本で、初っ端から銃撃戦は頂けない。警察は傷害事件で冤罪なんて云うものを何故犯すのだろう。被害者優先が、電車内チカン誤認逮捕を呼ぶ事もあるけれど。ただ、大きな犯罪を隠す為に自ら冤罪で刑を受ける人もあるかもしれない。それにしても・・ゆかりさんが帰ってきました。面白くなること請け合いですが・・アメリカと違うのだから司法取引なんて無いはず・・。緋村さんの発明麻薬犬アプリ、実際の現場で役に立ちそうなら作ってよ技術者さん。2015/08/17
tetsu
41
★3 リアリティはないもののそこそこ楽しめるミステリーで、さらっと読める。伏線あり、スピード感ありでなかなかいい。 この作家は初めてだけど他の著作もたくさんあり今後の読書が楽しみ。実はこの本もシリーズで2作目だった。2016/02/17
-
- 電子書籍
- 太子妃なんて絶対にイヤです!【タテヨミ…
-
- 電子書籍
- MCP教科書 Windows Serv…