内容説明
自衛隊からバイオリンまで38章
<目次>
第1話[全国必見博物館]航空自衛隊浜松広報館に見る防人たちの勇姿
第2話[日本の名作]世界に冠たるニコンF
第3話[東京の刻印]代々木にあったアメリカ
第4話[ロストフューチャー]幻と消えた超音速の世紀
第5話[全国必見博物館]海上自衛隊呉史料館で見る自衛隊の潜水艦
第6話[ホビーの世界]キッチンの夢ガゲナウのオーブン
第7話[昭和の残像]トコリの橋
第8話[プロフェッショナリズム]税関の仕事 横浜税関・資料展示室
第9話[日本の名作]ケンとメリー 愛と風のように
第10話[昭和の残像]歴史を映したアリフレックス
第11話[全国必見博物館]宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」米ソ宇宙競争
第12話[ホビーの世界]ドットール・ヴラニエスの香り 幸福の記憶
第13話[全国必見博物館]陸上自衛隊広報センター りっくんランド見学記
第14話[日本の名作]バルミューダの風
第15話[日本の名作]土佐の鉄砲作り 他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiseiok
32
作者の真骨頂200%発揮の大判豪華ムック。本職の自動車絡みはもちろん、楽器、カメラ、建築、家電、果ては自衛隊兵器に至るまで、あらゆる"もの"についてそのもの自体とそれに関わる人々を、徹底的にディープに語り尽くしてくれてます。添えられた写真がまた美麗。正確に精密に説明されているが故に、用語が難解すぎて流し読みする部分も正直あり。ずっと読みたいと思っていて、かつ充分に楽しめたけれど、作者の他の既読の単行本と重複する内容が結構あった。ただ単行本の方には綺麗な画像は無かったしなー…まぁ良しとするか(^^;)。2018/12/12
Kuliyama
0
懐かしい記事や初めて知る記事が多く、わくわくしながら読みました。皆さまに広くお薦め致します、一番印象に残ったのは、ケンとメリー編でした。2015/12/31
Tetsuya Suzuki
0
取り上げられる「もの」は自動車、飛行機、家電、楽器、カメラなど。「もの」とそれを創る人について、材料工学や生産加工技術など、著者の専門知識をフルに使い、過剰な説明が行われる。正直、必要のない知識である。しかし、知ることで違いを感じることができ、愛着をもてるようになる。この延長にあるのは、最高を知ると、それ以外では満足できなくなるという「知る哀しみ」だ。知って、使って、味わってを繰り返すことで、自分の価値観も磨かれていく。丁寧に「もの」との付き合うことで見えてくる世界があることを示してくれた一冊。2015/11/24
mock-shiki
0
入力漏れ。2018/09/10