内容説明
世界最高の技術開発の技術開発競争の舞台で、なにが起きているか?
ホンダのいない6年間に、F1はこんなに進化した
F1技術ウォッチャーの第一人者、世良耕太のグランプリトクシュウ人気連載『機械工学大全』を再編集し、書籍化。本書を読めば、ホンダがF1を撤退し2015年に復帰復帰するまでにF1テクノロジーがどこまで進化したか一目瞭然。現代の超ハイテクF1マシンはここまで凄い。
<目次>
はじめに
01 V6パワーユニット編
2014年のパワーユニットを考えてみる・その1
2014年のパワーユニットを考えてみる・その2
ルノーの2014年パワーユニット
ロブ・ホワイトに聞いた2014年パワーユニットの勘どころ
デリケートな制御が求められる協調回生ブレーキ
新旧ターボのレイアウトなどを考えてみる
一気に複雑になった熱交換機について考えてみる
SOCについて考えてみる
2014年のパワーユニットをあらためて考えてみる
エンジンの「音量」と「音質」について考えてみる
02 V8エンジン編
レーシングエンジンのV8と量産V8の違い
エキゾーストブローイングについて考えてみる
過激なエキゾーストブローイング開発
レゾネーターについて考えてみる
エンジンの制御マップについて考えてみる
燃費をきっかけにエンジンを考えてみる
エキゾーストマニフォールドについて考えてみる
オルタネーターについて考えてみる
再導入のKERSについて考えてみる
他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
都人
1
F1に興味を持ったのは、50年以上も前。ホンダが初めて参戦し、メキシコグランプリでギンサーで初優勝、モンツアでサーティースが二度目の優勝をした頃。ジム・クラーク、グラハム・ヒル、ジャック・ブラバムが全盛だった。ホンダチームの監督をしていた中村良夫氏が「カー・グラッフィク」誌にエッセイを載せていた。この本は専門すぎてメカニックに詳しい人で無いと、意味すら解らない。 2019/08/16
まつきち
0
近年のF1は、空力の面や、様々なエネルギー回生技術によって進化してきており、それを詳しく丁寧に解説されてあり、理解が深まった。2015/09/20
Kenta
0
f1入門用に購入したが、いきなり専門用語から入ったりするため、少しわかりにくい。 内容としては、燃料一滴から最大限のエネルギーを取り出すための技術が書かれている。(MGU〜エキゾーストブローイング、レゾネーターなどなど)2015/05/17
Kentaro Miwa
0
フォーミュラーカーに搭載された最新技術とレギュレーションについて詳しく解説された本。F1初心者にはオススメです。2015/05/05
ninn.atsu
0
ある程度の知識がないと難しい。半分ぐらいわかったような気がします。2015/03/03