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内容説明
普通の人には見えない不可思議なものが見えてしまう飯嶋律。彼がさまざまな妖魔と出会うことで展開していく、恐怖とユ-モアを絶妙にブレンドした物語!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
詩歌
15
突然蓮池が庭に出現しても風情を愛でる呑気なお母様は、園遊会に出席するのに息子を雑用係(パシリ)に指名する現実的なところも。人間的になりすぎた守り神の物々しさが蛇と手をつないだことに混乱する司の感慨で、母子の切ない話も枕をクリーニングに出す妖でさらっとリセット。いとこが勢揃い、したかな。猫に騎乗しアカと名付ける尾白が可愛い。2014/12/19
yourin♪
14
お母さんたら、今のお父さんでもいいんだ・・・って思うと可笑しい。 尾白と尾黒が可愛くていくら見ても飽きない~。一緒にお酒飲んで、姫って呼ばれたいw2014/10/18
凛
3
白蛇の「見知らぬ花嫁」が良かった。伝承系の説明が多くて面白い。2013/09/12
mochi_u
1
「見知らぬ花嫁」はこの作品における妖怪と人間の関係をよくあらわしているようにかんじました。誰もが冬基さんと瑞菜さんのようであればいいのですが、お互いに相手を利用しようとする邪心があり、それがどちらにとってもよからぬ結果をもたらす。人間同士でもおなじなのでしょうけれど。2016/12/30
甘木
1
三郎が現代風の格好で再登場しておぉ!となったところで、バンダナの下から石の字が出てくるようなユルさがすき。「見知らぬ花嫁」はラストの冬基と瑞菜にほっこり。いきなり庭に出現した池を見せるため友人呼んだり、土人形を供養してやったり、この御母堂は懐が大きいというか、天然というか。それがまた読んでて愉しいんだけど。2015/03/20