眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 百鬼夜行抄 6巻

著者名：今市子【著】

朝日新聞出版（2015/12発売）

• ISBN：9784022130402

内容説明

普通の人には見えない不可思議なものが見えてしまう飯嶋律。彼がさまざまな妖魔と出会うことで展開していく、恐怖とユ－モアを絶妙にブレンドした物語！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[morimama]

　「青い鱗」「行李の中」「人形供養」「鬼の居処」の４編。全部が力作で読みごたえあり。律のお母さんはとぼけてはいてもかなり魑魅魍魎のことが分かっている様子。それでいて飄々としているので余計に面白い。

2010/10/09

[おさと]

尾白と尾黒がいい味出してる、相変わらず。律は大学生になれるのかな？？

2022/06/29

[菊蔵]

コツコツ再読中。自分でも見事だなあと思うほど忘れていて眉がハの字になる心持ち。一読ではなくて何度か読んだハズなのに、こんなに綺麗に忘れるものなのですねー。ということで毎巻とても新鮮に読むことができています。楽しいです。人形供養が特に怖かった。あと一人を得るまでずっと続くであろう不気味な人形劇。最後の突き放し方にゾッと鳥肌が立ちました。普段忘れている不思議な世界を隣りに感じられる素晴らしいシリーズだと思います。

2016/09/12

[凛]

もののけと人間の夫婦、怪談、おじいちゃんと青嵐の過去編と、バラエティーに富んだ一冊でした。面白かった。

2013/09/15

[桜花]

最初はわりかし明るいというかオトボケな話で笑いながら読めちゃいました。でも段々怖いやら悲しいやらの話になっていきます。7つの棺の話はなぜか7人岬？を思い出しました。7っていう数字には何かあるのかな…。最後の話はおじいちゃんの過去だと思うんだけれど悲しい。そんな過去があったなんて…。おじいちゃんは悪くないと思うんだけれどなぁ。

2017/04/16