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内容説明
日本人に最もなじみ深い観賞魚「金魚」。鉢でも飼える小ささに、愛くるしい表情で優雅に泳ぐ姿は日本の文化の中で愛でられてきた。基礎知識から見所まで、美しい写真と共にたっぷり紹介。金魚づくしの一冊!
※本書籍は見開きのデザインが含まれています。見開き表示での閲覧を推奨いたします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
汀
27
《はれ。ひやらひやら。さまざまの大金魚、和金、琉金、獅子頭、出目、らんちゅう、しろがちあかがちの桜錦、素赤、黒斑、更紗、キャリコにシルク、白銀、黄金、乳白色の鱗紋様、緋鮒も混じって総出で踊る。腹がなみうつ。雨滴はいっそうはげしくなる》(朝吹真理子「流跡」より)を思い出しつつ読んだ。どれもきれい。2016/08/30
あっくん
7
金魚について調べようと思い手にした一冊。室町時代から日本にいたとは驚き。「金魚は人間がいないと生きられない」という話を聞いた事があったけど、先祖返りしてフナに戻ろうとするという意味だったのか。確かに自然界で生きるには挑戦的な色。写真の鱗の色彩や模様、尾びれの櫛で梳いたようなしなやかな模様やしなやかな動き…美しい。管理しなければ維持出来ない金魚の美学は、日本の未完成の美学にも結び付くと納得。うちでも父が金魚飼ってるので、観察しよう。2017/08/14
こんぺいとう
7
表紙に惹かれて読んでみた。遅くなった夏を味わえた気分。写真の金魚があたかも目の前で可愛く凛々しく泳いでいるのが良さげ。丼鉢で金魚を飼う方法があるのには驚き。2016/09/30
chatnoir
4
金魚、可愛いよねぇ。金魚の基礎知識的な本です。可愛い金魚の写真も多く、癒されます。簡単な“どんぶり金魚”の説明もあります。金魚すくいの誘惑に負けそうです...が、家には猫とエンゼルさんたちがいて、置き場所がない...。2015/08/01
Jam
2
目の保養2024/05/21