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内容説明
戦記には死が付き物である。死者の思いを仲間が受け継ぎ、物語は進んでいく。
この『銀牙伝説WEEDオリオン』も犬を主人公とした戦記である以上、死ぬ者が出てくるのは必然。ここでは誰が死を遂げるのかは明かさないが、巷間よく言われるように「いい奴ほど、早死にする」のである。彼は仲間を良い方向に導くべく、時には議論し時には戦ってきた。そんな男が仲間の背に乗ったまま絶命する。物語の中でも五指に入る印象的なシーンであろう。そして政宗軍と天下軍の戦いも急展開。泰山のカラクリに気付いた政宗の逆襲は恐ろしく、こちらもハラハラさせられること必至。感動と興奮がこれまで以上に凝縮された第15巻。素晴らしい一冊である!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
(^-^)v
1
(^-^)v2014/11/04
はじめさん
1
カマキリ兄弟フューチャーの15巻。 長男(暴君)三男(バカ)の板挟みで、部下をフォローするお袋ポジションだったカマ次郎さんが……合掌。 時々大コマ、見開き連発の気がある作品だけど、オリオン座と恒星シリウスの間を流れ星が走る1P絵は幻想的で美しい。ある意味、オリオンとシリウスの間を取り持ったとも取れる演出のような。そして兄貴が死に、黒カマがボスとしての自覚を持ち、成長していくのに期待。 巻末エッセイで、北欧で国賓級の接待された先生の話面白い。哲心の入れ墨ってちょっと気になるw2012/01/22
私的読書メモ漫画用
0
天下対政宗は非主人公の強キャラ同士かつ、これまでのシリーズにはない戦い方でとても面白く感じます。カマキリ三兄弟、カマ次郎が死亡し、長男赤カマにもようやく改心の兆しが。このカマ次郎の最期の言葉は、人間にとっても人生の指針としてとても重要で正しいことを言っていると思います。巻末作者エッセイはフィンランド顛末記完結。歓待ぶりに微笑ましくなります。哲心の刺青を入れた女性、とかびっくりします。2020/05/05
池野恋太郎
0
カマキリ兄弟で唯一まともだったカマ次郎さん死亡。2018/08/22