- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
1420年、ボヘミア王国。フス派の傭兵隊長ヤン・ジシュカは新兵器「ピーシュチャラ(初期の銃)」と「信仰心」を利用して農民や女性、子供までも軍へと編成した。フス派ターボル軍2千vsカトリック派十字軍10万。歴史を変える戦いが幕を開け、兵士となった12歳の少女シャールカは、凄惨な戦場の現実を目撃する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
36
シャールカ捕虜になって大変なことになるかと思った。残念(!?)。2017/09/03
T.Y.
22
ターボル軍2000と十字軍10万の戦争が始まる。信仰により命知らずの農民兵達と「笛」により優勢のターボル軍だが、シャールカは敵の「黒騎士」ヴィルヘルム卿に助けられ…。ジシュカの悪人ぶりを知りながら強くなるため付いて行く闇と、お人よしな優しさを併せ持つ彼女はどこへ向かうのか…。フク戦争に時代の転機を見る歴史観と戦争描写のエグさ(あのキャラのえげつない死に方!)で少女のドラマとエロスを活かしていて非常に良い。ヴァチカンの不穏な動き、過ちに苦しむヴィルヘルムはどう絡む?2014/05/12
SEGA
16
ヤン・ジシュカの智謀が戦争の概念を刷新したということなのでしょうが、人を効率よく殺す方法と考えると、それを称賛するのは難しいです。プラハ市が早期に降伏しておれば、戦争の犠牲者もずっと少なかったことでしょう。シャールカの純真さもヴィルヘルムの騎士道も、いずれ戦争の狂気に蹂躙されるのでしょうか?それにしてもバルバラ様は魅力的ですね、倫理的ではないけれど。2014/08/20
イーダ
14
この作品で一番好きなキャラはジシュカ。決してブレず己の信念を貫き通す為に、時には残酷な行為も平然とこなしてしまう。ある意味血も涙もない男ですが、信念に突き動かされている所がいいです。シャールカがなかなか不憫ですが、こういう救われ方はいいですね。彼女の「しょせん小娘」な感じがいじらしさを倍増させてくれます。ヴィルヘルムやバルバラなど、魅力的なキャラが多くて嬉しいです。2014/06/25
東西
12
ジシュカの戦法で敗退する十字軍 さて、次は内部からの攻撃か2016/04/17