乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ(12)

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乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ(12)

  • 著者名:大西巷一【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 双葉社(2019/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575853209

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内容説明

15世紀前半、中央ヨーロッパで巻き起こったフス派とカトリック派の熾烈な宗教戦争は、いよいよ終局に近付いていた。バーゼルでカトリック派と交わされた和平条件は、急進フス派のターボル、オレープ勢には受け入れられず、穏健フス派の聖杯派との亀裂が深まる。平和を希求するシャールカは両者の間に立って衝突を避けようとするのだが……。出会い、別れ、謀略、裏切り、憎しみ、そして愛……中世ボヘミアを舞台に繰り広げられる歴史ドラマ、ここに完結!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aisu

12
フス戦争が終結し、この物語も一旦完結。自分がどんなきっかけでこの漫画を読み始めたのかも忘れたが、それまで全く知らなかったボヘミアの歴史や、ルター以前の宗教改革など、この漫画を読んで、少しは知りました。でも、この後も、この地域はややこしいです。2019/06/19

イーダ

11
長きにわたった宗教戦争にもついに終止符。とはいえ、ハッピーエンドなどでは決して無い。このあたりの描き方はさすがとしか言いようが無い。主人公シャールカが無双なほどの運によって生き延び、幸せをつかみ取ったところで終わったが、オスマン帝国はすぐそこまで来ている。日本は平成の時代、戦争に巻き込まれる事無く終わる事が出来たけど、戦争と言うのはこういうものだという事を雄弁に物語ってくれる作品は貴重なものです。2019/06/14

toriarii

7
フス戦争完結、シャールカ、サーラ、イスクラ、チャペクは生き延びた。キツイテーマの話だったけど、最後にシャールカに幸せが戻ってきて良かった。さらりと読める作品ではないので、解説も含めてじっくり読むべし。漫画と要約された歴史読本の中間を読んでいるという印象だった。2019/06/19

kasagumo

6
ささやかな再会を一つ残して、一つの戦いは終わり、歴史はまた続いていく。決して美談には陥らせずに、一人の少女が生きた戦争を、何度も訪れる凄惨な場面と共に、これでもかと描き切ってくれた、とても優れた作品だと思います。6年間楽しませて頂きました! 外伝も始まるようで楽しみ♪ でも例えばクラーラが主人公の話があるとしても、当時のシャールカのような目には遭って欲しくないなぁ……。2019/06/16

フカミ

5
15年にわたる大河ドラマも遂に完結。感慨深いです。 タイトルの通り乙女たちが主役。シャールカは常にヒロインでしたし、読者の自分はいつもシャールカに励まされていたように感じる。 物語におけるヒロインとは何ぞや? その答えはここにある。 2019/06/20

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