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内容説明
15世紀、中央ヨーロッパで巻き起こるフス派vsカトリック派の熾烈な宗教戦争。三つ巴の内紛状態が解消され、ヤン・ジシュカの指揮の下、常勝するフス派軍。勝機を見出せないカトリック派軍は禁断の策に出る。語られるジシュカの過去。ヤン・フスからジシュカへと引き継がれた信念は次の世代へ――。名将、最後の戦いに出る!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T.Y.
8
快進撃を続けるジャン・ジシュカ率いるオレープ軍。そこには騎士を殺すべくジシュカが長年かけて編み出した戦術があった。しかしいずれは来ると予見されていた日…ジシュカの病死の時が来る。ここでもカトリック側の工作を交えるのは独自の脚色だが。毎回ジシュカの過去編が入り、まさに彼の生涯ともたらしたものを総括する1巻だった。回想でフス本人が登場したのも感慨深い。そして初期からジシュカの腹心だった女戦士ヴラスタの身にも…この展開がやはり本作である。だいぶ大人びた顔立ちに成長してきたシャールカもまた激動に。さてどうなる。2018/07/15
イーダ
7
ついにジシュカ死亡!フス派に大きな穴が空くと共に壮絶な戦いへの決意が!しかし、頭脳でもあるヤンを失ったフス派の今後は明るいものでは無いでしょう。そしてまたシャールカは本隊から引き離される事に…2017/11/12
yuuuming
6
えっっっっ・・・ジュシカが死んだというのに超衝撃。歴史を読み進めるのはネタばれになっちゃうから避けてきたけど、この超主流のキャラがここで死ぬというのが衝撃だった。しかも女戦士もその直後にみごもったまま死ぬっていう・・・。本当にみんな、容赦なくばんばん死ぬからすごい、この漫画。よくもわるくも情でいかしておくっていうのがないんですよね。どこまでも冷徹。彼らの戦争はどう帰着していくのかなぁ。2018/02/03
たかみりん
6
帯が…帯が完全にネタバレだろ……からの本編でジシュカの若かりし頃の回想がちょくちょく入るのがもうずるい。涙腺崩壊まっしぐら。あと、この漫画はフス戦争が題材なのにそういえば今まであまりフス先生本人のことは描かれてなかった気がするのですが、ここに来てお目目きらっきらっのフス先生を垣間見られ、ジシュカとの関わりが描かれたのは嬉しかったですね。本編の最も魅力的なキャラクターだった彼が退場した後、どういう風に物語が着地するのか、続きも待ちたいと思います。2017/11/29
yoo
5
ざざっと最新刊まで読了。ジシュカが亡くなった事によって史実的にも、物語的にも下り坂に入ってしまいそうだが、今後はその点をどう表現していくのかが楽しみ。2017/11/25