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内容説明
いまや、バベル管理官・蕾見不二子とパンドラ首領・兵部京介しかしらない戦時下の思い出…
激化する戦争の中で運命を翻弄される超能部隊隊員たち。ついに、メンバーの命に、華と散る時が訪れてしまう。
エスパーたちの過去と現在をつなぐ重大エピソード「終わりの始まり」を完全収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ピク
16
アメリカでキャプテン・アメリカが従軍してる頃、日本では京介たちのチームが従軍していた、みたいに考えるとワクワクしてきた.まぁ哀しいエピソードでしたが.実際にはこうしたWW2の悲劇の当事者である不二子は眠りにつき、京介の人格は消え、イルカは行方不明.今回丸1巻費やした回想シーンを終えた時、「その記憶を継承する者がここにはいない」という事実が重たくのしかかる.椎名先生は今の日本に言いたいことがあってあってしゃーないんだろうなと、一見ふざけてる巻末オマケを見てもそんな感じがする.2014/04/03
よねはら
13
あの詰襟に思い入れるわけです。彼の喪はいつ明けるのでしょうね。どんどん過去編が重たいものになることを考えると、おまけコーナーに頑張ってもらうしかあるまいよ。陸海空を制した次は宇宙くらいしか思いつきませんが、次は何が当たるのやら(笑)2013/10/19
トラシショウ。
11
積読消化。蕾見文書の紐解く、兵部少年の経験する初めての戦争、初めての戦地、そして初めての大切な仲間の最期による覚醒の果て、兵部の学生服の真意が明かされる。蕾見さん、と言うか不二子がまるでヒロインみたいだ(←実質過去編ヒロインです)(笑)。本来、蕾見不二子単独の視点であれば戦地に旅立った兵部や志賀、早乙女らの心情は観測者不在故に描かれない筈だけど、その辺も折り込み済みで、超度7のサイコメトリーの持ち主である紫穂に記録と記憶の再生の際の補填もしてもらう為に脳の記憶野に投射してあるんだな(以下コメ欄に余談)。2015/09/03
sskitto0504
11
過去編ここで切るの??そろそろ一気に過去編だけでも終わらせてほしいなぁ…2015/08/22
マツユキ
10
過去編。戦争には反対の不二子でしたが、超能部隊が戦場に行くことが決まり…。志賀さん…。不二子とも良い雰囲気だったのに。兵部の学生服の意味とか、その前の成長ぶりとか、色々合わさって、辛い。次は、ユーリの戦い。2022/09/06