少年サンデーコミックス 絶対可憐チルドレン（３３）

著者名：椎名高志【著】

小学館（2013/09発売）

• ISBN：9784091241672

内容説明

京介の中に眠る“兵部”、そして悠理の中に眠る“ユーリ”…それぞれの真の人格が動きはじめる。平穏に見える日常、だが確実に運命は時計の針を進めていた!!大人気エピソード「続・天使で悪魔」完全収録！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[トラシショウ。]

積読消化。京介の中に眠る兵部の影響により、その性質を変えて行く予知能力者・三橋姫子の行く末と、些細な喧嘩から悠理の部屋に転がり込んだ薫と悠理の交流のさなか、目覚め、統合されてゆく複数の「ユーリ」達。薫の突然の訪問に胸をときめかせ、在らぬ妄想を爆発させたり甲斐甲斐しくお弁当や朝ごはんまで作ってあげちゃう悠理が可愛すぎて死にそう、俺が(笑)。京介と悠理、と言うかりそめの人格同士の二人を主軸においた展開が多く、楽しげなやりとりやいつものギャグの中にもどこか未来への不安が残る語りが印象的だ(以下コメ欄に余談)。

2015/08/31

[sskitto0504]

エスパーの力も上げれちゃう兵部って…エスパーには優しいですね。薫と皆本はケンカしててももういちゃいちゃしてるようにしか見えなくなってきた…

2015/08/21

[マツユキ]

前回から引き続き、澪から逃げる薫と皆本。思わぬ助っ人！京介は、バベルの予知課で、不調のエスパーの不満を聞き…。一般エスパーの境遇は、現実味があって、面白い。皆本と喧嘩した薫が家出、悠理の家に転がり込むが…。コメディ回と思わせといて、大きく進んだ悠理ちゃん。

2022/09/05

[☆kubo]

今回も面白かった。ケンカの原因があまりにもくだらなくて笑った（笑）確かに人に言いたくないよねー。

2013/05/16

[砂糖と塩]

ちょっとおとなしめに感じた巻。一番驚いたのは、コレミツの４コマでした。やっぱり少佐が出てくるなら、徹底的に皆本達をおちょくる方がしっくりきます。ただ、派手な干渉ができなかったとはいえ、エスパーをバベルで働けるようにしてあげるなんて、ものすごい変化ですな。初登場の頃からは考えられない…。変化といえば、地味にフラグが立ちつつある葵とバレットも気になります。悠理の百合属性も怒濤の勢いで加速。まぁ…名前からして｢ユーリ｣だもんなぁ。

2013/02/08