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内容説明
6巻のラストで刺客に襲われた亜姫の従者、薄星。刺客は亜姫を狙う曾国王子が差し向けたものだった。絶体絶命の中、薄星の心の中に浮かんだのは亜姫への想いだった。そして、亜姫は薄星を助けるためある「賭け」に出て・・・!?亜姫と薄星の関係が「主従」から変化し、物語が次のステージへと進むキーとなる7巻。運命に翻弄される亜姫と薄星の戦いと想い、見逃すと損します!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パンジャビ
45
薄星ファンとしてはドキドキした!この毒が将来命取りにならないだろうなぁ?!大丈夫か?とまだビクビクしてる。でも亜姫が自分を傷つけてまで行動したのにはシビれたわ!勝算あったとは言えさぁ…そして2人が今までより強く結びついて嬉しい!好きになるのは2人ね。とても強い、命がけの「好き」だよね。猿王子も本当に王族だな。亜姫を完全に駒として見てるもんな。おまけも相変わらず面白い。2015/03/09
夜の女王
33
☆☆☆☆ や~~っと少女漫画らしくなってきた。お互いの思いを自覚する亜姫と薄星。そこにお邪魔虫曾国王子登場。丸々少女漫画の定番構図ですねぇ。巻末の土妃様の一言「リア充爆ぜろ!」に爆笑。確かに^_^;。ラストの玉璽の行方・・・また気になるところで終わる~。2013/06/06
neimu
30
うるっと来てしまった。薄星死ななくて良かった。二人の気持ちがしっかりと通じて良かった。思い出の中で青徹が出てきてくれて良かった。でも、おばちゃん世代の自分に一番堪えたのは「世の中が理不尽だってことを早く分かれ」って下りで…。あぅーと叫んでしまいそうに。若い内は理想に燃えて生きていけるけれど、夢や希望ではどうしようもないものに染まっていく人生なだけに堪えた。だからこそ、嫌われようが恨まれようが「鉄は熱いうちに打て」で自分の大切なものを守らなくてはならないのだけれど難しいね。若い頃、青徹に出会いたかったな。2013/03/05
ネロ
23
亜妃と薄星、二人の仲がようやく少し前進しましたが、そうなればそうなるほど悲しい結末しか想像できないのがなんとも..(^_^;)2013/05/07
すみの
21
これまで、亜姫の人生と関わりの深い黄妃が、青徹が、亜王が逝き、亜姫を女王にする運命からますます逃れられない展開へ。ここからは亜姫と同世代の曾国・第一王子、そして薄星、一度は命を狙われたスパイ・邪波流がどう動くのか、新しい局面突入で楽しみ。土妃を倒すことは父母の仇打ち、想い人の仇打ち。どんな手を使う?そして、やっと薄星の前でただの女の子になる亜姫が可愛かった。戦乱の世に咲いたひと時の儚い花だけど・・・。2013/04/13