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内容説明
古代・亜の国に生まれた不遇の姫は、母を殺され、国を追われた。奴隷の美青年・薄星ただ一人を伴い、いつの日か、国に戻ることを夢みる。彼女の天性の魅力に惹かれ、人が集まり、歴史の流れが変わり出したーー!すでに各所で話題沸騰中の「女王の花」。この五巻で、主人公・亜姫(あき)は16歳~17歳の青春期を迎える。師・青徹との、切ない運命。また、それを見守る薄星の、亜姫への恋心は複雑に揺れ動く。それぞれの想いとはうらはらに、故国・亜では亜姫の義母・土妃の企みが動き出す。それによって、亜姫も「女王」へと続く大きな流れに乗っていくことになるーーー。お話の大きな転換点となる事が次々と起こり、ますます目が離せない、絶好調展開です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
玉響
31
ずっとずっと永遠に 願いは一つだけだった――どれだけ手を伸ばしても大切なものはいつだってこの手をすり抜けていった。守りたいものがたくさんあったの。とてつもない流れに攫われるのではなく自らをその激流にのせながら。それでも、あなたの手は決して離さないと誓ったあの頃。「もう一度あなたの元に帰りたい」そう願う事さえ許されない事でしたか?儚き夢がまたハラハラと散ってゆく。ああ、王とはなんとつまらぬものよ。たった一人玉座に座り、盤上の上から高みの見物をしていた亜王もまた孤独を知るただの人間だったのです。2015/07/28
ikaちゃん
25
青徹...!!!!!亜王と話しているのを見て、助かるんだ!って希望を持ったのに..!!きっとダメなのだろうなぁ。もう一度、亜姫と会ってほしかった..。薄星と青徹の会話も泣けたけど、薄星が亜姫に「永遠に一緒にいましょう」って言ったとこにも泣いた(;ω;)この2人の「ずっと一緒に」ってのはすごい難しいことのようで、だからこそとても重く大事な言葉ですよね。さて亜国はどうなるのか..。2012/01/30
tonkatudon
22
王様、王女様というと豪華なお城に住んでる人というイメージがありますが。 お忍びの釣りが趣味だったり、あばら家にすんでたりと、こじんまり感があふれてますね。 物語も佳境にはいり面白くなってまいりました。 2012/02/26
夜の女王
20
☆☆☆ 王とは何か?“国”という龍の入れ物。亜王の生き方が見えた。亜姫も結果的にはそこにたどり着くのだろう(今は復讐の事しか頭にないみたいだけど・・・)。“毒婦”にはそれが見えないから“毒婦”なんだろうなぁ。嫌な女だけど、ちょっと哀しい。亜姫のモデルはエリザベスⅠか?2013/03/13
みや
15
…。2013/07/08




