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内容説明
すでに熱烈なファンを増やし、重版の勢いも止まらないドラマチック歴史ロマンス「女王の花」最新刊。ストーリーはますます絶好調です!前巻7巻で、ついに主従の関係を超え、想いを通じ合わせた亜姫と薄星。2人の幸せな瞬間は、読者からも大反響でした!しかしそんな時間もつかの間、2人は離ればなれに。亜姫は黄国の都へ。そして薄星は亜姫の密命のために曾国国境へ…。2人の目的は曾国第一王子の求婚を退けること、そして亜姫の望み――亜姫が薄星と生きていけるようにすること。しかし、強気な曾国の王子は脅しともつかぬ求婚をして、亜姫を押し倒し―――!?亜姫はこのピンチをどう乗り切るのか!?そして遠く離れた場所で亜姫のために戦う薄星の身にもある変調が…!?亜姫と薄星の絆に涙し、曾国王子の強さにおののき、そして謎の美女新キャラにわくわくし…。ドラマチックがぎゅっとつまった第8巻、ぜひ楽しんでください!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
若冲
24
愛と野望と権力闘争、知に働けば角が立ち、情に流されれば死が待ち受ける。知略策略乗り越えて行くぞ覇権と平和のために。面白いなぁ(≧∇≦)2013/12/06
neimu
23
新しい登場人物が現れて、それがどう発展していくか見もので思わせぶりな巻。血生臭い土妃の顔を見ることなく終わり、黄王の顔を見られてほっとした。しかし、サルの慢心ぶりというか押しの強さがムカつく。毒の抜けきらない体でひたすら走る簿星が哀しい。亜姫の目指す王国、王の在り方が実現すれば素晴らしいけれど、『十二国物語』並に難しいだろうなと・・・。一見ドラマチックな動きはないように見えて、ドキドキするのはやはりサルのにーさんのせい? と詠み終わったと思っていたら、最後の一頁に吹いた。2013/08/31
どんぶり
23
面白いなぁ~。亜姫がピンチになる度にどんな切り返しをするのかわくわくします。猿王子もさすがです。二人の掛け合いから目が離せません!でも、離れていても常に相手を想いやる亜姫と薄星がいとおしくて切なくて…。なぜ身分なんてあるんだろう、こんなに二人は想い合っているのに…なんて変なポエム(笑)ができてしまうくらい二人の関係が切ないです。玉璽の片割れがまさかの人の手に!いい人そうではあるけれど、あんな重要なもの簡単に渡してくれるとは思わないし、亜姫のところまで運ぶのも一筋縄ではいかないと思います。続きが気になる!2013/08/27
るぴん
22
レンタル。曾国の猿王子がしたたかだ(-。-;どんどん憎らしくなってくる。その攻撃に負けていない亜姫も、やっぱり強い。「私は王になる。私という王などいなくてもいい国をつくるために」なんて、ただの小娘に言えるセリフじゃない(^_^;)しかし亜王にしろ黄王にしろ、死の間際にしか亜姫に愛情を示せないなんて、悲しいなぁ。そうしなければ亜姫を守れなかったのも辛い。死んだはずの曾国第一王子の登場で、今後どんな展開になっていくのか…。2013/10/11
桜流し
19
【借り物】面白かった!少数派も承知ですが、猿王子が好きすぎてたまらない。戦乱の世にある一国の王子たるその風格、まさにこうでなくては歴史モノは楽しめません!そしてそんな猿王子にも負けない亜姫が強かで、黄・曾両国の前で玉璽を見せるシーンは痺れました!今回暗殺されたはずの曾国前第一王子が登場しましたが、この戦いに決着を着ける鍵のように思えてなりません。思慮深そうにも肚が読めない人のようにも見えるけれど、さてどちらの味方に付くか、楽しみだなぁ~。2014/03/06




