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内容説明
「ある晴れた日に、俺はあんたを迎えに行く
そこから先は永遠に一緒だ」
母親と父王の命を奪い、自分を亜国から追いやった土妃との決戦。
一度は勝利を収めたかに見えた亜姫だったが
戦況は逆転し窮地に追い込まれる。
それでも己を信じて攻勢に出るが…!?
一方、亜姫と薄星は互いの想いを…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyaoko
55
クライマックス間近、泣かないで読むぞ、まだこれは最後じゃないぞ、と言い聞かせて読みましたが、もう涙腺がヤバかったです。第一、表紙の薄星の表情が切なすぎて泣ける。亜姫の「明日は、今日よりいい日だ」この言葉はずっと、母親と虐げられてきた子供の頃から彼女が自分自身に言い聞かせてきたのだろうな。明日はきっとイイ事があるよ、って。深い、本当に深い。あと、亜王子イケメンには吹いた。次巻でラスト。涙涙の最後だろうな…2016/10/06
ピース
36
亜姫を見ていると、人の上に立つという事は孤独であり常に戦い… それが痛いほど伝わってくる。亜姫と薄星のように真剣に生きてお互いを想い合う。今の時代に欠けている事だなぁ…といつも思う。切ない… T^T 2人には本当に幸せになって欲しい。結ばれなかったけど、こころは確かに結ばれた…なんて切なすぎる最終巻にはならないことを期待して最終巻を心待ちにしています( ; ; )2016/09/17
wildchild@月と猫
31
亜国の次期王位を賭けて、亜姫と土妃がついに最終決戦へ突入する。愛する薄星の幸せを願い、彼を突き放す決意をする亜姫だったが、彼はやはり命の尽きる最後の最後まで、彼女を守る道を選んだ。誰も知らない女王の真の望みとは、一体何だったのか?恐らく最終回の次巻で全てが明かされるのだろう。たとえ束の間でも、二人が結ばれて幸せを感じる瞬間があったことが、せめてもの救いだった。2016/09/23
あまね
28
ついにクライマックス。「私の幸せはあなただった」という亜姫。つまり薄星を手放すということは幸せを手放すということ。それでも前へ進む二人。土妃もまた、戻れぬ道を突き進む。愛ゆえに人はこんなにも残酷になれる。 読み終わった後、カバー見返しのちびキャラの二人を見て泣けてきた。次巻最終回で、千年の花はどんな願いを叶えてくれるのだろう。どうか少しでも救いがあるように…。2016/08/31
じぇりい
24
薄星の周りに飛ぶホタル?表紙からして哀しすぎる〜〜2016/08/31