内容説明
仙人を自称する謎の男・唯翔に誘拐された花蓮。幻の世界に依存させようと術をかける唯翔だが、思い通りにならない花蓮に苛立っていた。当の花蓮は太平楽に緊張感なくいるのだが、そうとは知らぬ皇帝・天綸は、花蓮の危機を妄想し、唯翔の手がかりを得ようと東奔西走していた。その内、花蓮はこっそり唯翔の屋敷を抜け出し!? 妄想と幻想の中華風後宮恋(?)絵巻、いつのまにやら第5巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
28
陛下の見せ場はあったけど、残念化が止まらない・・・(しかし可愛いところもあるby花蓮)。でも理央との兄弟の会話は良かった(笑)。そして唯翔が意外にも陛下のライバルになるかも~に期待!?2016/07/04
りう@ハンドメイド製作中♪
11
【借本】攫われてしまったりとトラブルに巻き込まれる主人公に今回もまた、ますます残念な陛下。この本を検索する時についつい「残念な身の上」と打ち間違えるくらい陛下の残念っぷりが面白いです。2014/11/30
はなりん
10
銀髪の殿下編は決着つきませんでした。まだ続くようです^^。白家の兄妹やその兄と編集者&オーナー?や西域の渋いおじさまなど、つながりが意外と身近で、これからどう絡んでくるのか楽しみ!それにしても花蓮の危機意識のなさにはちょっとイラッとしてきた。個性的なキャラなのでいいんだけど、ちょっと疲れてきたかなぁ。まぁそのプラス思考が売りなのはわかるんだけど・・・。陛下の残念加減もどんどん増していくし、そろそろちょっとは進展しないかなぁ。もちろんラブ面が(笑)。2013/08/23
ぽいふるん
8
どんどん残念になる主人公たち…。これぞ本物のバカップルなんでは…とっても読みやすくて次々読んでしまう。2014/10/07
夜の女王
8
☆☆☆ 陛下の残念っぷりが倍増中。気の毒すぎて、涙が止まりません(笑いで^_^;)。この恋、たとえ花蓮と陛下が両思いになったとしても、その熱さは永遠に一方通行でしょうね。それより、鳴々と理央の関係が気になってきました。理央も相当(残念)なもんだけど、この二人の方が打てば響く感じで早くまとまるような気が…。そして影の主役唯翔さんですが、彼はこの後もたびたび花蓮にちょっかいを出して、陛下に嫌がらせをしてくれそうです。その度に陛下の残念っぷりが増殖するのでしょう。楽しみです2012/11/30