無限の住人（２８）

著者名：沙村広明【著】

講談社（2012/05発売）

• ISBN：9784063107753

内容説明

ついに主人公・万次（まんじ）が到着。さらに乙橘槇絵（おとのたちばな・まきえ）が再参戦。そして海から現れる天津影久（あのつ・かげひさ）！万次、凜（りん）、天津影久、乙橘槇絵、吐鉤群（はばき・かぎむら）と、偽一（ぎいち）、百琳（ひゃくりん）、六鬼（ろっき）団と、那珂湊（なかみなと）の地に役者が勢揃いする。最後の戦いと覚悟を決め、無関係の人間さえためらいなく斬り続ける吐鉤群。それぞれが抱える因縁と宿怨を武器に乗せ、過去例を見ない大混戦が幕を開ける。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[アイゼナハ@灯れ松明の火]

非道也、無骸流…いや、吐鉤群。『貴様だけは今日殺して行く』別に天津のファンという訳ではないのですが、この度ばかりは全力で応援させていただきますわ。いやーしかし、槇絵姐さんは本当に強いな。どんなエンディングを迎えるのか想像できないまま、無骸流との（おそらく）最後の闘い、開幕です。

2012/05/07

[怜]

万次合流。しかし槇絵最強だな。サイボーグみたい(・ω・)ノ阿葉山と逸刀流の関係を見せて阿葉山を散らせるところ、上手い。中だるみもきっちり締めて、いよいよ佳境へと

2015/04/22

[眠る山猫屋]

囮部隊(？)壊滅、いよいよ決戦か。にしては、六鬼さんたちがひょうきんなんだけど。真面目な槇絵さんが浮いちゃうじゃないか！　 さぁ役者が揃ったぞ!!

2013/04/29

[うめ]

槇絵サマの巻 言葉にならないくらい美しくて厭らしい。 卍さんの登場と 引き合うように寄り添った男と女に激しく萌えた。 ちなみに私は卍派です。

2011/11/12

[pgin]

いやー吐の所業が恐い恐い。そういえば鬼でしたねこの人達！　今回は“真打ち”槇絵さん登場です。島津家も驚くであろう首の飛ばし合いの中、役者がぞくぞくと集合。　卍さんなに得物カチ合せちゃってるのいやらしい(*´Д`*)　卍＆槇絵、影久＆凛の組み合わせの方が、しがらみが無くて微笑ましいしｗ　いよいよ大将対決なので、次巻は盛り上がる事必至！（とはならないかも知れないが）楽しみです。　あと凶がヨメを拾いましたね。

2011/10/26