角川ソフィア文庫<br> 史記 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

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角川ソフィア文庫
史記 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

  • 著者名:福島正【著者】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • KADOKAWA(2014/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044072193

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内容説明

前漢武帝の時代に司馬遷が書いた『史記』が一冊でわかる入門書。項羽と劉邦の攻防が始まる「鴻門の会」や、悲劇的な英雄の生涯など、強烈な個性を持った人物たちがいきいきと描かれた名場面に心を躍らせる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅてふぁん

43
史記の中から『伍子胥列伝』『魏公子列伝』、項羽と劉邦についての箇所を抜粋して紹介した一冊。訳文だけではなく、読み下し文と原文も掲載されている。中でも鴻門の会の読み下し文は臨場感たっぷりで、声に出して読みたくなった(平家物語みたい!)。史記と言えば始皇帝、項羽と劉邦、戦国四君が真っ先に思い浮かぶ私にとって、ほんの一部を紹介したこの作品の中で、簡単にではあるけど戦国四君全員について触れられていたのが嬉しかった。2020/10/18

加納恭史

21
太平記はどうも「史記」を参考にしているので、読み易いこの本を開いてみる。若い時に読んだが、今も影響しているのかな?平安時代の初期から平安貴族に浸透した。清少納言や紫式部も「史記」に親しでおり、言及している。以来、「史記」は貴族から武士へ、武士から町民へと浸透し続けて、現代に至っている。まあこの本は優しく書かれており、手引き書として最適でしょう。中国の春秋末期の動乱から「伍子しょ列伝」を最初に紹介している。スマホでは「しょ」の漢字が出ないので当分はひらがなにします。「史記」は前漢時代の司馬遷の作のようです。2022/08/22

フク

14
#読了 原文、書き下し文、訳文、寸評と安心の構成。 伍子胥列伝、魏公子(信陵君 魏無忌)列伝、項羽本紀を取りあげている。 白起と王翦が同じ列伝にまとめられてるのが意外だった。 日本人最初のメジャーリーガーとして〈わが南海ホークスの村上雅則投手〉と書かれているだけでこの著者は信頼できる。 kindle2023/04/03

テイネハイランド

13
図書館でふと手に取った一冊。「伍子胥列伝」「魏公子列伝」「項羽本記」の三編の紹介。主要登場人物(姻戚親子関係)には系図、種々の耳慣れない地名/国名には場所を示す丁寧な地図がついていて、難しいコトバの由来や故事の説明も要点をとらえておりわかりやすい。なにより、訓読文と書き下し文が抜粋とはいえ載っていて、現代日本語訳を参照しながらそれを読むのが心地よい。現代訳のみの岩波文庫版「史記列伝1-5」を積読中だが、書下ろし文がないため物足りない。「ビギナーズ・クラシックス」、気にいったので別の本も読んでみたくなった。2016/10/08

吟遊

8
項羽と劉邦、鴻門の会のことがおぼろげにわかる。2019/12/08

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