ピアノの森(19)

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ピアノの森(19)

  • 著者名:一色まこと【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063729542

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内容説明

ショパン・コンクール2次審査最終日。レフ・シマノフスキが奏でる“ポーランドのショパン”は、聴衆に彼の優勝を確信させる。30分の休憩をはさんでもなおシマノフスキの余韻の残る会場に、4人目の奏者として、ついにカイが登場! 幼いあの日、阿字野(あじの)とかわした“約束”を果たす日がやってきた。――そして審査結果発表。12名のファイナリストに選ばれるのは!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ふぅわん

52
【カーテンコール2回の音色とは】カイくんの音色は人の心を包み込み切なくも優しく愛おしい音色を響かせ人の心に刻み込む。また次も、何度もこの先も何度も聴きたくなる音色を奏でられるようになれるにはピアノの練習だけでは突き抜けないこともあるんだろうなあ。愛おしい音色。音色なのに歌っているようにピアノを弾きこなすカイくんの音色が聴きたい。あー、なぜ紙からカイくんの音色がリアル聴こえてきたらいいのにな。雨宮くんはどうして落選したのか。審査員よ正当に評価せよ。ピアノ🎹ってやはりすごいな。音楽を奏でられる人はすごいな。2021/12/19

ばう

41
いずれも劣らぬ才能豊かなコンテスタント達の中にあってカイは大丈夫かしらとハラハラしながら読み進めましたが杞憂でした。ポーランドの人達までも熱狂させるカイのピアノ。そして最終予選に進める12人の発表が。雨宮、大丈夫なの⁉︎2017/04/07

はつばあば

41
ポーランドからショパンコンクールの優勝者を出したかったろう。でもカイも素晴らしかった。阿字野とカイの二人三脚。阿字野はコンクールで優勝なんて二の次。世界にカイのピアノを聞かせたかった。そう、雨宮父とはスケールが違った。2017/02/26

ぶんこ

39
ショパンコンクールも2次審査に入り、レフが素晴らしい演奏をして拍手喝采。次に弾くのは海。レフへの賞賛が後を引くのではと心配するも、最初の一音で海の世界へ引き摺り込まれる聴衆。海のピアノは森のピアノ。聴いていると深い森の中にいるような安らぎをうける。残念ながら修平は落ちてしまいますが、レフが海に嘘を教える場面でショックを受ける。レフ、森の主だったのではないのか。そんな根性悪は主にはなれない。阿字野の「世界のカイ・イチノセになれば、誰もカイに手が出せなくなる」自分ではどうすることもできない出生と育ち。切ない。2023/05/23

wata

39
ブラボーッ!カイ君!!「必要なものはすべて持ってる」「世界の方からお前を必要とするようになる」阿字野マジックが見事にかかった♪2015/05/20

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