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内容説明
ひとりの少年の、たった5分の演奏が、すべてを変えることもある。――うまくいかない初めての恋。海(カイ)の気持ちは冴(さえ)に伝わるのか? そして……物語は大きな舞台へと動き出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
45
昨夜どうしても気になって仕方ないので全巻読了してから寝た。が、結局興奮しすぎて眠れなかった。今朝も朝からずっと一巻から読み直して今10巻にまできた。マリアと云うとてもカイに似たピアノを弾く子が、冴子さんに恋をした・・。邪魔やすれ違いがありながら育む恋にも、大きな森とピアノが祝福をしてくれるようだった。ピアノは魔物。練習をしなくちゃならないし・・やりすぎると腱鞘炎にも。・・夢も一杯詰まった本当に厄介な黒い箱2017/02/26
ふぅわん
41
【男女問わず、心が惹かれてしまうのは…】あなたが何者でも惹かれてしまったら、後には戻れない。戻るはずもない。心って人に対して惹かれる想いって、そう変われるはずはないと思う。心の中にある想いは誰にもわからない、その人が魅かれた理由も?その人にしかわからないけど、その想いに蓋をしないで応えられた冴ちゃんは、やっぱりいい女。カイくんも、やるなぁ。カッコいいなあ。一緒に住まないか⁈言われてみたいわ。心の中のキミに私の音色は届くだろうか。甘くて切なくて誰のためでもなく自分らしく音色、カイくん、誉子ちゃん、雨宮くん2021/11/14
ぶんこ
35
冴との恋が邪魔されたけれど、冴を森に連れて行った海の思いが実り一緒に暮らすようになる。誉子は海に会いたい一心でコンテストに出まくるが会えない。そこで司馬と出会う。佐賀が、海が特別賞となった時のコンテストの審査員だったとは。しかしマリアの演奏を聴いて海だとは気づかないものなのか。その海は全ての仕事を辞め、阿字野の特訓を受け、1年後のコンテストを目指すこととなる。毎回猥雑な場面が出るたびに拒否反応が出ていたので、読者としてこれは嬉しい。 2023/05/23
すい
35
色々あっても、最終的?に冴ちゃんと結ばれて本当に良かった。恋を知って、海のピアノにも変化が出てくるかも。2016/09/13
ばう
31
こじれてしまった冴ちゃんとの間もうまくいって良かった。しかし高二で「一緒に暮らそう」とは⁉︎カイ君に会いたいと願い続ける誉子ちゃんの腕に異変⁉︎心配な展開です。バイトを辞め、ピアノのレッスンに専念するカイ。「目指すは1年後」って何?何に挑戦するの?2017/03/13