ピアノの森(1)

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ピアノの森(1)

  • 著者名:一色まこと【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2014/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063724295

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内容説明

森のピアノは、その少年を待っていた――。捨て去られたピアノ。壊れて音の出ないピアノ。いま、ひとりの少年の選ばれた指が、失われた音を呼び覚ます。少年の名は一ノ瀬海(いちのせかい)。彼は心に深く豊かな森を抱えていた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

141
読書メーターの読書家さんから勧められた漫画。海の将来が楽しみだな。海は絶対音階の持ち主なのかな?2014/09/17

hiro

98
直木賞・本屋大賞を受賞した『蜜蜂と遠雷』を読んであと、この漫画のことを知って読んでみたかったが、4月からのアニメ放送前に第一巻が無料お試し版となっていたので、読んでみた。音楽関係の小説や漫画は、主人公が持って生まれた音楽の才能を、どのように開花させていくかというストリーとなることがほとんどだと思う。作品に特徴をもたせるための、主人公(一ノ瀬海)の生まれた環境、それに対して恵まれた環境のライバル(雨宮修平)、師匠(阿字野壮介)などの設定が、この後を期待させてくれる。是非時間をかけて付き合っていきたい作品だ。2018/03/31

あん

61
羊と鋼の森を読了したタイミングで手に取った一冊。複雑な家庭環境とピアノ。素晴らしい音楽能力をもった天才少年という設定は平凡ですが、そこから紡ぎ出される物語は次を期待せずにはいられません。続きを読みたい作品ですね。2017/02/09

kaizen@名古屋de朝活読書会

58
オルガンしか習った事がないので,ピアノは憧れの的でした。 小学校でも教室にあるのはオルガン,家に帰ってもオルガン。 日曜に協会に行ってもオルガン。 ピアノは近所の,お友達のうちの応接間に鎮座しているものだった。 ピアノの森では,飲みやの裏に捨てられたビアノを,小さい子供が弾いて遊んでいる。 ピアノも木でできているので,森に馴染むのだろう。 森の中で,ピアノを聞きたい気分になる。 阿字野という元ピアニストが捨てたものだというのは後になって分かる。 1998年の連載分。2013/04/26

wata

57
カイ君にしか心を開かない不思議なグランドピアノ。森の中にあって傷まないのか?調律どうしてんの?雨降ったら困るとか、いろいろ思うけどカイ君の演奏が聴きたいので、まぁいっか(*´∀`)♪2015/05/11

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