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内容説明
阿字野の指導のもと、ついに『小犬のワルツ』を弾けるようになった海(カイ)。しかし指導する取り引き条件として阿字野が出したのは、なんと“全日本学生ピアノコンクールへの出場”!! 一方、カイが阿字野の教え子としてコンクールに出場することを聞いた修平は、カイと阿字野、そして森のピアノの因縁めいた関係を知り、葛藤を乗り越えて全力でカイと勝負することを決心するのだった。そしてついに、コンクール当日を迎える……!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
62
いよいよコンクールに出ることに。それにしても、カイのお母さんはどうしてこんなことになってしまったんだろう。愛情深くて威勢が良くて、でも傷つきやすくて、魅力的な人だよなぁ。2022/11/02
hiro
56
1~3巻の無料版を読み終え、TVアニメもスタートしたが、3巻末のカイと阿字野との「取り引き」が気になり、この4巻を手に取った。その「取り引き」で「全日本学生ピアノコンクール」に出場することになったカイも、モーツァルトのオバケが出てきて超弱気になっているところに、新しいキャラ、わがままそうなタカコお嬢様も登場し、そして雨宮と合わせた三人のうち中部南地区予選を突破して全国大会に出場できるのはだれか。もちろん次を読ます。2018/05/06
ぶんこ
41
ピアノが一台だけ置いてある小さな蔵のような部屋での、阿字野先生から教えてもらうモーツァルト。たった一つの条件が「コンクールに出ること」幼い頃から英才教育を受けている修平君が出場するコンクール。お遊びのような自分のピアノを思うと躊躇する海に「全力で勝負しなければ絶交」と修平。なんていい子なんでしょう。また海のお母さんレイコさんもステキ。やることが乱暴だけれど、心根が優しい。コンクールには新たなキャラ登場。丸山誉子!小さい頃から親兄弟に認めてもらえず、唯一兄弟よりも秀でていたピアノで親に認めてもらうのが夢。2023/05/16
よむよむ
40
読友さんからの借り物全26巻を絶賛爆読中!ではありますがなかなか感想が書けませんので、時々UPさせていただきます。今回の4巻は海のラストの台詞に痺れてしまいました!アニメも観ていますが飛び飛びなので、やはり原作の細やかさが嬉しいですね。『白石ってババアが、結婚もしないでさがしてたぞ』2018/05/30
ふぅわん
39
【誰の真似でもなく誰の音色でもなく自分のピアノを】 自分らしい、自分の音を奏でるようになりたいな。なりたいなじゃダメね。なる! その集中力はいかに。防音室、ピアノを提供してくれるオバちゃまサイコーね。先へ先へ一気読みしてしまう。やっぱりピアノが好き。2021/11/11