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内容説明
ショパン・コンクールもいよいよファイナル。最終日の出番を明日に控え、カイは雨宮(あまみや)との最後の練習に向かう。――そして、パン・ウェイは阿字野(あじの)への想いを更に募らせ……。それぞれの未来を照らす最後の一日が始まる!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
50
雑誌が出る度に必ず読んでいます。 単行本になって通読すると、また味わいが違います。 ショパン・コンクール、いったいいつまで引き延ばすのだろう。 でも、演奏家個々人の背景や演奏の特徴を知ることができるのは嬉しい。 音楽家同士の交流の在り方, コンクールの裏側など、 さもありなんという話が多く, ピアノを演奏している方々との会話にも役立つ。 今,雑誌が出る度に必ず読んでいる漫画はこれだけです。 (「くるねこ」は雑誌じゃなくてWEBだし)2012/09/09
はつばあば
42
阿字野への想い・切なるパンの想いを阿字野は受け止めた。人生は順風満帆が決していいことではない。苦労や悲しみが糧になる。それを不幸だと思うこと自体世間が間違っている。味のある人、味・味・どんなものにも味がなければ・・塩っぱくても甘くてもピアノにも、生きていく上にも無くてはならない味。それが阿字野だ(笑)2017/02/26
ばう
39
雨宮の坊ちゃんパワー炸裂。レフの抱える心の闇。そしてパンはついに阿字野と対面、自分の阿字野に対する熱い思いをぶつける。彼の問いかけに対する阿字野の言葉に人としての度量の大きさが伺える。なんてスケールの大きな人なんだろう!2017/10/07
wata
38
阿字野先生と出逢えたことがカイ君にとってもパン・ウェイにとっても彼らの人生の中で一番素敵な出来事(*´∀`)♪2015/05/20
ぶんこ
33
また「森の端」が出てきました。海が「森の端」とは無関係とするのは生涯海を金づるとするためだった。はぁ〜。それにしてもパンといい海も、自分ではどうすることもできないことで悩まされるとは。負けずに頑張ってほしい。海と修平も仲良くなったが、相変わらずレフはどうしようもない。森の主というよりは森の狼になってきた。ところでポーランドは「平地の国」という意味。ショパンは平地の国で育った!海がびっくりしていましたが、私もびっくり。パンが演奏前に憧れの阿字野に偶然出会い、言葉を交わす。阿字野もパンもなんて素敵な人なのか。2023/06/01