内容説明
静かに燃えさかる炎の前、印を結び、呪文を紡ぐ男――その名は猫屋敷蓮。執り行う儀式は最悪の魔術“呪詛”。己の目的のために人を呪う禁忌に手を染めた猫屋敷の前に、〈協会〉の「魔法使いを罰する魔法使い」が現れる。ふたりの強大なる魔法使いが激突し、交錯する魔術の光が夜の闇を引き裂く! 猫屋敷が放つ符に込められたものは、信念か、それとも妄執なのか!? 猫屋敷と“あの男”との因縁がついに明かされる、絶好調異種魔法格闘戦!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とら
21
今回の大半がコメディ寄りの話で、和んだ。だけれど、気を緩める暇は無い。コメディだからと言って、只只笑い等をとるだけだと思ったらそれは誤算だった。伏線回収するやらやら物語進むやら逆に伏線張るやら・・・。最後の話は、猫屋敷さんの過去話。昔はあんな怖かったのかwアストラルの皆さんはあれをどう今の猫屋敷さんに成長させたのだろう。気になる。そこらへんに限らず、もっと過去編をやって欲しい。いつき達の方もね。次巻は本編かな?2011/06/11
梅みかん
10
短編集。一人一人に焦点が当たってて本編とは違った面白さがある。過去のアストラルの話は意外なことがいっぱい。2018/11/28
らゆ
9
影崎さん……っ!? えっ、猫屋敷さんもどうしちゃったんだ一体! いや、過去なんだけど、過去なんだけど……えー! というか、ここからどうやったら今の感じになるんだろう……?? それぞれの過去が垣間見える短編集だったのですが、最後にふたりに持っていかれましたね。ううん、気になる……。ラピスちゃんもかわいかったです!! 社長、もてもてで困りますね!2010/12/20
晦夢
8
短編集。色んな人の過去が垣間見えて良かった。いつきも段々と成長してきたな。猫屋敷さんの過去の話はいいね、まさかの影崎がそこに出てくるとは…。これは予想外だった。2013/10/21
色々甚平
7
過去をテーマにした短編集。人、霊体、土地、会社の過去について書かれているので本編をより掘り下げた形になる。今後本編にどうつながるのかはわからないが、今までの話を読んでいれば楽しめるようになっている。最終章には驚きの正体も。今のアストラルまでの流れを詳しく書かれることはあるんだろうか?本編自体の進展はないのであくまでも番外編的な立ち位置なのだろうか。2014/03/01
-
- 電子書籍
- 彼女はアオイくん【タテヨミ】 59話
-
- 電子書籍
- 週刊ゴルフダイジェスト 2023/3/…
-
- 電子書籍
- 潔癖男子!青山くん 11 ヤングジャン…
-
- 電子書籍
- IoTデバイス設計・実装 - AVRマ…
-
- 電子書籍
- 麒麟は一途に恋をする7 電撃文庫