内容説明
東に困った人いれば行って陰陽道の札を貼り、西に探し物する人あれば行ってダウジングをする我ら魔法使い派遣会社アストラル。2代目社長に就任した伊庭いつきは慣れない仕事に日々涙目。いつきのふがいなさを嘲笑う同業者(ゲーティア)は古代ソロモンの魔法<悪魔召喚>を使い、アストラルに挑戦状を叩きつけた。次次と倒される仲間を前に、いつきの真の力が目を覚ます。古代ケルト魔法、黒魔術、神道など世界中の魔法が集結。魔術の夜(マギ・ナイト)が始まる。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケーイチ
24
ラノベのお手本のような作品でした。さすが三田先生。魔術という異能がテーマの世界で、当然のごとく秘密がある主人公の右目が、どんなご都合主義と共に現れるのかと思っていたけど、仲間が追い詰められたときに発動するというもっとも分かりやすいタイミングだった!先は若干読みやすかったけれど、それも想定のうちなんでしょうね。だって面白かったもん。4月にやっと最終巻が出る長編ですが、これは最後まで読まないと。2013/03/12
こも 零細企業営業
23
眼帯を付けた主人公がドラえもんを見て気絶するほど臆病だとは知らなかった。 そんな彼に魔術的な事をさせようとか猫屋敷さん酷いわ。。 会社を存続させるために彼の血筋が重要なのはわかるけど、書類にハンコを押す簡単なお仕事って嘘やんww 結局は書類に書いてある事を理解しないといけないから猛勉強させられるとか、、 騙されてるよ! そして、入札に参加するなとイギリスの結社の会長(同級生)に脅迫されて、結局は巻き込まれてしまうとか、、 この子、不幸体質だわ。。 こんな話は大好物です。2022/01/02
た〜
22
(榊一郎の「アウトブレイク・カンパニー」に釣られて)普通に面白かったけど”レンタル”という要素が弱かったような気がする。ファンタジー系ラノベのテンプレート通り・・・というか、10年以上前の作品ということはこちらがテンプレになったのかな?2015/01/08
アカツ04号
17
再読。一口に魔法と言っても世界中に数多あるそれを、それぞれに専門とする魔法使い達。その派遣会社アストラルの社長に成り行きで就任してしまった主人公。普段はとても情けないけど、その身に実は…という当時のラノベ展開の王道といった話。久しぶりに読んだけど、いきなり魔法使いの禁忌破りの話だったんだなぁと懐かしく読んだ。いきなり魔術的な専門用語が説明もなくどんどん出てくるので、そこは雰囲気で流しつつ。これも先が長いシリーズなのでのんびり読もう。(5/23-24)【2021-24】2021/05/24
アカウント移行してます
15
何気に再読。魔法使いの専門用語が沢山出てくるので、理解するのに少しばかり時間はかかりますがストーリーとしては面白いです。アニメの方も見ていたので懐かしいなぁと言う感覚。いつきの社長としての成長が今後見ものですね。個人的には猫屋敷さんが好きですb笑2014/10/09