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内容説明
人気マンガ家・渡飛鳥が、マンガ家仲間の燃、流れ星超一郎、うかつけんじを緊急招集した!飛鳥の口座から、毎月どこかに多額の使途不明金が流れているらしい。そしておそらく燃たちの口座も同じようなことになっているだろうと告げる。飛鳥は、かつて自分たち4人が妄想した正義の探偵事務所「天使ちゃん」が現実のものとなり、勝手に活動をしているのではないかと考える。ありえないと否定する燃だったが、彼の前に不審な美女軍団が現れて…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
6
なにげに創作が後に与える影響を描いた時間SFとして「未来の男」はオチまで上手く決まっていて面白い。絶対単に未来からファン兼アシが来たら嬉しいなあという身も蓋もない着想が元だというのはわかるが実際誰だってそんなのありがたいに決まってるから仕方ない。漫画家の嘘から出た組織が実際に機能したり、メタフィクショナルな上質のSF短編が多いのもこのシリーズの面白いところである。面白くない原作をどう漫画化するか?というヒーローの数十ページかけた苦悩を燃がなにげに力技で無化していて吹く。なんでも最後は漫画に回帰するのがいい2015/06/23
コリエル
3
つまんねー原作をどう描くか問題については、アオイホノオを読んだ今改めて目にすると、島本先生もいろいろ大変だったんだね…と。いや別に雁屋哲の原作がつまらんかったとかでないにしても。2021/08/30
ほしけも
3
言葉というものは不思議だ。ウソでもこんなにおれを感動させてくれるのだから!!2013/11/07
うらーる
1
「ヘタも実力のうちよ!!」あのコマ好き。2016/09/04
eira440
1
王道を行くか、それを避けるかというお話。そもそも王道は先人達によって作られてきたイメージに過ぎないし、結局どれが読者を楽しませたり、納得させたりできるかという結果論になっちゃうのかなーやっぱり。実際読者も王道だからいい、邪道だからいいと意識して読んでる人なんてそれほどいないと思うし、作品が溢れていて王道の境界線も曖昧になってきているように感じる。2015/07/11
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