サンデーGXコミックス<br> 吼えろペン(10)

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サンデーGXコミックス
吼えろペン(10)

  • 著者名:島本和彦【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 小学館(2014/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091570307

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内容説明

アイデア出しに詰まった燃は、彼が言うところの“アイデア・エナジー”といわれるエネルギーに満ちた店を探していた。さまよい歩いた挙げ句、ついに絶妙なファミレスを発見した燃は、見事30分間で最上のネタを絞り出す。そんな満足げな燃を見て、同業者と思われる男が突然話しかけてくる。しかも、ネームが書かれたノートを渡し、読むなり使うなり好きにしていいと言い出した。燃が読んでみると、その話はなんと、とてつもなく面白い!!男は、燃に向かってこの話はお前のためだけに描いていると言うが…

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

3
雑誌のカラーと合わず、時流に乗り遅れ、打ち捨てられた数々の力作たち。あるいは、週刊連載の中自分の魂を捨て、時流におもねることばりを考えるようになった巨匠。創作を仕事にする人間全てが直面するジレンマに、その内実にみみっちさ情けなさも含めて全力で立ち向かう炎尾先生は間違いなくプロである。彼がわりとダメ人間であるにもかかわらずというか、内なる情けなさと私欲に揺れ動きながらそれすらもブーストにして本当の漫画を追い求める姿勢がプロなのだ。そしてそれをあまりに残忍なやり方でやる気出させる星編集。彼女も当然プロである2015/06/23

貴人

2
最初のファミレス話はまっすぐな燃える漫画家論。確かに雑誌の色に関する問題はあるんだろうなぁ~。雑誌に載っている物が本当に作家さんが描きたい物ではないのかもだ。続いて遺伝子組み換え漫画な話。考えてみれば現在の漫画家でヒット作を飛ばしたあと燃え尽きちゃった感があって、昔の作品を自分の中にもうキャラがいないのに描いてたりするからなぁ。ラストは偽仮面編集編。萌との関係、炎尾のさらなる成長とシリーズ屈指の熱い回だ。全体的に元気が出る話が多くて、ヘタレ炎尾好きにはイマイチかな。でも熱いのが好きならオススメ。2014/11/26

ほしけも

2
星さん!僕はあなたを愛してはいませんから!!2013/11/08

カムリン

2
「萌の話になると編集者の注文が多い」そうだろう、そうだろう。私だってそうする。恋愛にやたら不器用な炎尾先生の、まあ可愛いこと。萌の一途な恋心もまた可愛らしい。これをギャグでごまかしては、島本先生、それはいけませんよ。2011/07/17

冬希

2
そんな理由で仮面編集を好きになるとは!(笑)2009/11/18

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